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春の七草のひとつ「すずな」として有名なカブは、地方品種が多いのが特徴で、地方の食習慣と結びついた古くからの定着品種が多くあり、国内では80品種以上にのぼります。
非常に種類の多い野菜で、大きく分けると、赤カブ、白カブなど色によって分けられ、白カブはさらに、大カブ、中カブ、小カブというように根の大きさによって分けられます。
大カブは直径15~30cmほどの千枚漬けに使われる京都の聖護院カブが代表品種で、中カブでは直径10cmほどの天王寺カブ、小カブは東京の金町カブです。
また葉も、栄養分が豊富に含まれていて、アクが強くて生では食べられませんが、加熱すれば美味しく食べられ、捨てるところのない緑黄色野菜です。
小カブなら、大根に比べて栽培期間が短く、春まき、秋まきのどちらでも簡単で、種まきから1~2カ月で収穫でき、家庭菜園向きです。
- カブの育てやすい品種
カブは地方品種が多いのが特徴で、地方の食習慣と結びついた古くからの定着品種が多くあり、国内では80品種以上にのぼります。根の大きさ別の育てやすい品種や、人気の品種を紹介します。 - カブの珍しい品種
カブといえば艶のある白い肌が特徴的ですが、じつは地方品種が多く、バラエティに富んでいると知ったら、育ててみたいですよね。スーパーマーケットでは買えないちょっと珍しい品種を紹介します。 - 小カブの育て方とコツ
根径5cm程度でとるカブを小カブと呼び、種まきから1~2カ月と短期間で収穫でき、間引き菜を利用しながら育てます。栽培期間が短く、手軽にだれでもつくることができ、初心者でも収穫を楽しめる野菜です。 - 大カブの育て方とコツ
大カブは、種まきが遅いと根が十分に肥大しないので、種まき時期をしっかり守ることがポイントです。生育期間が長く、生育後半に根が急激に肥大するので、肥料を切らさないように追肥して、しっかり効かせましょう。 - カブは害虫被害を受けやすい
カブは生育初期の葉が小さいため、生育初期に葉を食害されると生育が著しく悪くなります。小さい葉を食害されたダメージは大きく、害虫を駆除しても、元気な姿に回復するのは難しいです。そこで、葉がある程度大きくなるまで、防虫ネットでトンネルして害虫予防をします。 - 大カブにするには
大カブに育てる目的であれば、「小~中大カブどり専用」であっても、点まきして育てましょう。点まきして株間を広くして育てた方が、ばらまきや条まきして間引きながら育てるよりも、勢いよく育ちます。
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