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枝豆は、肥料があまりいらず、病害虫も少ないので栽培が簡単だと思われがちですが、夏になると急に害虫が増え、対策しなければ収穫できなくなります。
もし、実が膨らまなくて失敗してしまったら、次の栽培では成功するように、確認してほしいことを紹介します。
日当たりの良い場所でしたか?
枝豆は中国が原産で、日当たりがよく、保水性のある土壌を好みます。
日当たりが悪いと、茎ばかりが伸びて、花の付きが悪くなります。
美味しい枝豆をつくるために、日当たりのよい場所で栽培しましょう。
開花期に水不足を起こしてませんか?
夏の開花期に土が乾きすぎると、葉が黄色く枯れ、実があまりつかなくなります。
開花の時期に雨が降らずに晴れが続いた場合は、朝か夕方にたっぷり水をやりましょう。
なお、土の表面が濡れる程度の水やりでは効果がありませんので、土にしみ込むまでたっぷりと水をやってください。
肥料の窒素成分が多すぎませんか?
枝豆の根に根粒という丸い粒が付き、その中にいる根粒菌が空気中の窒素を固定して枝豆に供給します。
元肥や追肥で窒素成分を多く与えすぎると、葉ばかりが茂って実の膨らみが悪くなります。
根粒菌はマメ科の根に付くものですが、枝豆の根にはとくに多く付きます。
窒素成分が控えめの肥料を入れるか、もしくは肥料を控えめにしましょう。
カメムシの被害はありませんか?
枝豆の花の時期が終わるころ、カメムシの仲間(とくにホソヘリカメムシ)が、できはじめた莢から汁を吸い、食害された実は膨らまなくなります。
カメムシを見つけたらすぐに処分するか、防虫ネットでトンネルして予防しましょう。
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