（柔らかくて美味しい丸オクラのエメラルド）
オクラは実の形や色によって、主流の角オクラ、角のない丸オクラ、ヤサが赤い色の赤オクラ、花びらを食用にする花オクラに分けられ、市場では流通しないような数多くの品種があります。
スーパーなどでは手に入りにくい珍しい品種も育ててみませんか？
角オクラ
一般的に多く出回っているオクラで、五角オクラが主流ですが、ほかにも六角形や八角形の品種もあります。
アーリーファイブ
実の色が濃く、揃いのよい五角オクラです。極早生種で初期からたくさん収穫でき、イボ果や曲がり果の発生が少なく、肉質がやわらかくて食味のよい品種です。
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ベターファイブ
実の色艶がよい五角オクラです。極早生種の豊産型で、イボ果や曲がり果の発生が少ないです。葉は小さ目で背丈もそれほど高くはならず、育てやすくて家庭菜園でも人気の品種です。
平城グリーン
五角オクラでありながら実が硬くなりにくく、収穫が遅れて15cmくらいになっても美味しく食べられます。実はやや細身で緑色が濃く、イボ果や曲がり果の発生が少ないので、秀品率が高い品種です。
ダビデの星
実の切り口が多角（平均八角）になる変わったオクラです。太さは3～4cm、長さが7～8cmで収穫すると美味しく食べられます。切り口が美しく、やわらかくて美味しい品種です。
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丸オクラ
莢に角のないのオクラを丸オクラや島オクラと呼び、沖縄などでは一般的です。
角オクラと比べて果肉はやわらかく、大きくなっても硬くなりにくいのが特徴です。
エメラルド
角のない丸オクラです。肉質が特に柔らかくて食味も良く、15cm程度の長さまで美味しく食べられます。草勢も強めで栽培しやすいので、家庭菜園に向いています。
まるみちゃん
実は爽やかな緑色で、角のない丸オクラです。莢はやわらかくて硬くなりにくく、やや長め（15～18cmくらい）で収穫します。草勢は強で栽培しやすく、家庭菜園で人気の品種です。
赤オクラ
莢が美しい赤い色のオクラで、味や育て方は同じです。
ゆでると緑色になってしまうので、彩のアクセントになるサラダで食べるのがおすすめです。
ベニー
莢が紫紅色の五角形の角オクラです。実の長さが7～8cmほどになったころが収穫適期で、彩りがよく、サラダに最適です。草勢も強めで栽培しやすいので、家庭菜園に向いた品種といえます。
花オクラ
花オクラとは、オクラと同じアオイ科のトロロアオイで、とくに花が大きく、花びらを食用に利用する品種です。
花には実と同じように粘りがあり、生のままでサラダにしたり、天麩羅などにしても美味しく食べられます。
※鑑賞用の花オクラもあります。
