キャベツは一年中店頭に並びますが、春に並ぶキャベツと冬に並ぶキャベツで特徴が異なります。
春から初夏に収穫されて出回るキャベツは、春キャベツと呼ばれ、葉の巻きがゆるく、内部まで黄緑色をしていて、みずみずしく、サラダや塩もみなど生食に利用するのに向いています。
一方、冬に収穫されて出回るキャベツは、葉が何枚も重なり重量感があり、加熱すると甘みが出るため、ポトフやロールキャベツなどの煮込み料理に適しています。
その他に、冷涼な高原で栽培され、夏から秋に収穫されるキャベツは、高原キャベツと呼ばれ、葉がしっかりと巻いていて、甘みが強いのが特徴です。