日本での白菜の生産量は、大根、キャベツに次いで3番目です。
かつては白菜の漬物を中心に大量に使われてきましたが、食生活の変化から漬物の需要が減り、生産量は減少傾向にあります。
ただし、芯の黄色が強く甘みの強い品種や、重さが500~800g程度の使いきりサイズが開発され、徐々に需要が高まっています。
平地では春先や秋冬に栽培され、夏は北海道や高冷地などで栽培されます。
[主な産地]
長野、茨城、北海道、愛知、群馬
白菜は冷涼な気候を好むため、季節によって主産地が変わります。
秋冬白菜:茨城、長野、愛知、栃木、福島、兵庫
夏白菜:長野、北海道、群馬、岩手、青森
春白菜:茨城、長野、長崎、熊本、岡山
白菜は茨城が最大の産地で、長野がそれに次ぎます。真夏に限っては、北海道が多くなります。