野菜づくりの流れ

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人参

畑の準備から野菜の収穫まで、野菜をつくるには基本的な流れがあります。

それぞれの野菜の育て方を調べる前に、基本的な流れを掴んでおきましょう。

1.道具を用意する

道具

野菜づくりに必要な道具を用意します。

畑を耕したり、畝を立てるのに使うクワ、種まきや苗を植えるのに必要な道具などは、ホームセンターや農協などで揃います。

具体的にいうと、次のようなものです。

  • 備中グワ(畑を耕す)
  • クワ(畝立てなどさまざまな作業に)
  • メジャー(種まき・苗の植えつけ)
  • 小型スコップ(苗の植えつけ)
  • ジョウロ(水やり)
  • ハサミ(収穫)

最初はまずこれら最低限必要な道具を揃え、そのほかの道具は必要に応じて少しずつ買い足していきましょう。

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野菜づくりに必要な道具を用意する

2.畑の準備をする

畑の準備

おいしい野菜を育てるためには、野菜がすくすく育つ環境をつくることが大切です。

種や苗を植えつける前に、まずは畑の準備を行いましょう。

  1. 残留物やゴミを片づける
  2. 雑草や石を取り除く
  3. 耕す
  4. 石灰を施して土の酸度を調整する
  5. 元肥を入れる
  6. 畝を立てる
  7. マルチを張る

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畑の準備と土づくり

3.種をまく・苗を植える

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野菜には、畑に種をまいて育てていくものと、苗を植えつけて育てていくものがあります。

種から育てる野菜は、おもに栽培期間の短い葉もの野菜や移植のできない根もの野菜などです。

畑に苗を植えつけて育てる野菜は、トマトやナスなど種から育てるのが難しい野菜です。

[種のまき方]
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畑に直接種をまいて育てます。
野菜ごとに生育に適した温度があるので、種袋の記載を確認して適期にまきます。
種のまき方には、条(すじ)まき、点まき、ばらまきがあります。
小型の野菜は条まき、大型の野菜は点まき、極小型の野菜はばらまきが向いています。
いずれも発芽したら何度か間引き、適度な株間にして大きく育てます。

[苗の植え方]
苗の植えつけ
苗を植える位置を決め、少し大きめの植え穴をあけて、根鉢を崩さないように、ていねいに植えます。
苗を植えつける前に、たっぷり水を与えておきます。

  1. 根鉢と同じ大きさの植え穴を掘る
  2. 植え穴に水をたっぷりやる
  3. 水が引くのを待つ
  4. ポットから苗を取り出して植える
  5. 苗のまわりの土を株元に寄せて押さえる
  6. 水やりをする

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野菜の種をまく・苗を植える

4.管理する

生育中の野菜

野菜ごとに栽培過程は違うものの、共通した作業はたくさんあります。

生育中の基本的な手入れの方法を簡単に紹介します。

[病害虫対策]
病害虫対策
害虫を防ぐには防虫ネットで覆うのが効果的です。
病気には、病菌に負けない丈夫な野菜をつくることです。
どんなに対策しても、防ぎきれないこともあるので、こまめに観察して、早期発見と早期対処で被害の拡大を防ぎます。

[支柱を立てる・誘引する]
支柱立て
ツル性のものや、草丈が高くなり倒れやすいものは、支柱を立てて誘引してやる必要があります。

[わき芽かき・摘芯]
わき芽かき・摘芯
わき芽とは、葉のつけ根から伸びる芽のことで、トマト、ナス、キュウリなどは、不要なわき芽をかきとります。
主茎の先端にある生長点を切りつめることを摘芯(てきしん)といって、カボチャやスイカなどは、摘芯をすることで子づるの発生を促し、収量をアップすることができます。

[追肥]
生育の途中に必要に応じて肥料を与えることを追肥といいます。
追肥の肥料には、三要素のバランスがよいN・P・K=8・8・8の普通化成肥料がおすすめです。

[水やり]
畑での野菜づくりでは、基本的に水やりをしませんが、夏に強い日ざしや晴天が続いて畑がカラカラに乾いているときは、水やりをします。

[草退治]
雑草
草が小さいうちは、土の表面をクワやホーなどを使って浅く削ります。
雑草が大きくなってしまったら、カマや手で抜き取ります。

[詳しく見る]
生育中の野菜の手入れ

5.収穫

収穫

野菜にはそれぞれ収穫の適期があり、収穫が早すぎても遅すぎても食味に影響します。

[実もの野菜]
トマト
野菜の種類に応じた適期に収穫します。
実を片方の手で押さえ、ヘタ近くの茎をハサミで切ります。
トマトやイチゴなどは、じゅうぶんに熟したら収穫します。
キュウリやズッキーニなどは、種が成熟する前の果実を若どりします。
スイカやメロンなどは収穫時期の見極めが難しく、完熟してないとおいしくないので、収穫適期の目安となる交配日をメモしておきましょう。

[根もの野菜]
大根
株元をしっかり持って上方にまっすぐ引き抜きます。
ジャガイモやサツマイモなどは、株から少しはなれたところにスコップを入れて掘り起こします。

[葉もの野菜]
小松菜
とりおくれると硬くなります。
根元から切りとるものと、必要な分だけ摘みとるものがあります。
ホウレンソウや小松菜などは、ハサミなどで株元から切りとって収穫します。
白菜やキャベツなどは、手で下葉をおさえて広げ、包丁やハサミなどで株元を切りとって収穫します。
サニーレタスやサラダ菜などは、外葉をかきとりながら収穫することもできます。

6.片付け

収穫が終わったら、次の栽培に向けて準備をはじめます。

  1. 株の処分
  2. 支柱を片づける
  3. マルチを片づける
  4. 耕す

[株の処分]
根を残さないように株を引き抜きます。
残渣はそのまま放置すると病気の発生の原因となるので、拾い集めて畑の外で処分します。

[支柱を片づける]
使い終わった支柱は引き抜きます。
劣化してサビなどが出ているものは使用を控えます。

[マルチを片づける]
マルチを張って栽培している場合は、マルチをはがして束ねます。
束ねてまとめたら、地域の自治体の分別ルールに従って処分します。

[耕す]
片づけが終わったら、次の栽培のために耕しておきます。

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