プランターで野菜をつくってみよう!

野菜は、畑がなくても、広い庭がなくても、プランターひとつあればつくれます。さっそく野菜を育ててみませんか?

プランターで野菜をうまく作るコツ!

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プランターで育てた野菜

はじめて野菜を育てるとき、「狭いスペースでたくさん育てるには?肥料はどれくらい?」など、野菜をたくさん育てることや大きく育てることに関心が向きがちです。

もちろん、日当たりや養分は野菜が育つのに欠かせませんが、野菜をすくすく育てるためには、それぞれの野菜に適した環境を作ることがとても大切です。

野菜が好む土、日ごろの水やり、育てるのに適切な時期など、それぞれの事柄のコツを知っておくと、初心者でも比較的じょうずにつくれます。

プランター

プランター

一般的に、生育期間の短い葉もの野菜や小型の野菜は小さなプランターで育て、大型の野菜や栽培期間の長い野菜は大きいプランターで育てます。

しかし、野菜は土中に根を広げて養分や水分を吸収するので、プランターは大きければ大きいほど保肥力、保水力が高く、小型の野菜であっても安心して育てることができます。

あれこれとさまざまなプランターを買いそろえるのではなく、大型のプランターをいくつか用意して、葉もの野菜や小型の野菜であれば1つのプランターで数種類の野菜を育てるのがおすすめです。

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日当たり

日当たりのよい場所

ほとんどの野菜は、日の光をたくさん浴びると元気に育ちます。

とくに午前中の日あたりが大切ですので、プランターの置き場所は日当たりを考えて選びましょう。

また、風通しのよさもとても重要です。

風通しが悪いと、病気や害虫が発生しやすくなります。

プランターの置き場所は、風通しのよさにも注意しましょう。

土(用土)

土

プランターで野菜を育てるのにもっとも大切なのが土です。

野菜が健康に育つためには、土がとても大切です。

手軽なのは、肥料があらかじめ入った市販の培養土を手に入れることです。

プランターに入れるだけで、すぐに種まきや苗を植えることができます。

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水やり

水やり

プランターでの野菜作りは、畑と違って水やりの回数が多いので、水やりが野菜の生育に影響します。

プランターでの水やりのコツは、回数を少なくして一度にたっぷり与えることです。

夏は乾燥しやすいので土が乾いていたら朝と夕方の2回、秋から春にかけては午前中の早い時間に1回です。

ジョウロのハス口を上に向けて、静かにぜんたいにまんべんなく水を土にしみ込ませ、水抜き栓から水が出るくらいにたっぷり水を与えます。

水をやりすぎてつねに土が湿っている状態だと根腐れなどを起こす原因になります。かならず土の表面が乾いていたら水やりをしましょう。

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肥料

肥料

肥料はプランターで野菜を育てるために欠かせないものですが、多すぎても少なすぎてもダメです。

肥料が少なすぎるのはもちろんのこと、たくさん与えればよく育つというものではありません。

プランターは土の量が少ないので、一度に多量の肥料を与えてしまうと、根が肥料やけして傷み、生育が悪くなってしまいます。

野菜によって肥料を多く必要なもの、あまり必要でないものがありますから、それぞれの野菜に合わせて与えましょう。

また、野菜にはそれぞれ与えるタイミングが決まってますから、かならず適した時期に与えましょう。

肥料を与えるさいは、根を傷めないように株元から離れたところに与えるのがコツです。

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害虫対策

害虫対策

プランターで野菜を育てていると、たくさんの害虫が発生します。

農薬を散布すれば被害の拡大を抑えることができますが、防虫ネットを使用すれば、無農薬で育てることも可能です。

簡単に設置できる防虫ネットセットがありますので、これらの資材を活用して野菜を害虫から守りましょう。

できるだけ農薬に頼らずに野菜を収穫するために、まずはしっかりとした予防をしましょう。

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防虫ネットを被せて虫よけ

育てやすい野菜

育てやすい野菜のラディッシュ

はじめてプランターで野菜を作るのでしたら、葉もの野菜や小型の野菜が失敗も少なくておすすめです。

小松菜、ホウレンソウ、シュンギク、チンゲンサイなどの葉もの野菜は、生育期間も短く、作りやすい野菜です。

つるなしインゲン、枝豆などの小型の野菜も、作りやすい野菜です。

トマトやナスなどの実もの野菜や、大根やニンジンなどの根もの野菜は、葉もの野菜や小型の野菜と比べて時間と手間が少々かかります。

実もの野菜をはじめて育てるのでしたら、種からではなく、苗からはじめるとよいでしょう。

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種まきや苗の植えつけの早すぎ、遅すぎ

野菜の種まき

野菜は時期外れに種まきしても、苗を植えても、たいていは病気や害虫で失敗します。

最近では4月の上旬ごろから園芸店やホームセンターなどで夏野菜の苗が店頭に並び始めます。

しかし、夏野菜は寒さに弱いものがほとんどで、この時期にプランターに植えてしまうと、霜でやられてしまいます。

また、秋に種をまいたり植えたりする野菜のほとんどは、涼しい気候を好みます。

早く栽培をスタートさせてしまうと、暑さに負けて病気が出たり、激しい乾燥で枯れてしまうこともあります。

野菜にはそれぞれ育つのに適した時期がありますから、早まき、早植えは避け、かならず適期に栽培をスタートしましょう。

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苗のじょうずな植え方

密植させない

密植

少しくらい野菜と野菜の間隔が狭くても大丈夫と思うかもしれませんが、これが野菜の生育に大きな影響を与えます。

とくに注意したいのが間引きで、手を抜いたり、抜くのがもったいないと思って間引きを行わないと、野菜が本来の大きさに育ちません。

また、密植は野菜の育ちを悪くするだけでなく、風通しや日当たりも悪くなるので、病気や害虫が出やすくなります。

1株でも多く育てようと欲張ってしまうと、病気が害虫が出て後で苦労することになります。

条間や株間は野菜ごとに決まってますので、きちんと守りましょう。

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放っておかない

プランターに培養土を入れて種さえまけば勝手に育つだろうと、放っておきすぎると失敗します。

肥料や水やりをしすぎるのもいけませんが、各ポイントで適切に手をかけることも必要です。

とくに生育初期は害虫に侵されやすい時期で、生育初期に害虫の被害にあうと生育が著しく悪くなります。

かならず防虫ネットなどをかけて害虫を防ぎましょう。

また、ほとんどの野菜は収穫が遅れるとお化けのように大きくなってしまいます。

葉もの野菜は収穫が遅れて大きくなりすぎると、硬くなって食味が悪くなってしまいます。

キュウリやナスなどの野菜は、いつまでも実をならせておくと株が弱り、その後の収穫に影響が出てしまいます。

よく観察する

アブラムシ

病気や害虫は、まん延してからだと対処のしようがありません。

そうならないためには、毎日の観察が大切です。害虫の食べ痕、フン、異変、こういった小さなサインを見逃さないことです。

害虫は見つけたらその場で駆除しますが、1匹だけということはないので、葉の裏などの見つけにくいところもよく観察して2匹目、3匹目を探しましょう。

病気も早めの対処が大切です。異変のある葉は摘み取り、病気の株は速やかに抜いて処分しましょう。

欲張らない

あれもこれもとつくりたくなりますが、欲張ってたくさんつくると、手入れが大変ですし、大きくなる野菜の陰になって日当たりや風通しが悪くなって病気や害虫が発生しやすくなります。

じょうずに育てられるようになるでは、育てやすい野菜からはじめて、少しずつふやすようにしましょう。

多くの野菜を少しずつ育てる

小松菜とホウレンソウの混植(寄せ植え)

思うままにプランターを増やしていくと、すぐにスペースがいっぱいになってしまうものです。

多くの野菜を狭い場所で育てるには、一つのプランターで数種類の野菜を育てる混植(寄せ植え)がおすすめです。

収穫できる量は少なくなりますが、狭いスペースでもたくさんの種類の野菜を楽しむことができます。

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失敗してもあきらめない!

プランターでの野菜づくりには、これが正解というものはありません。

庭、ベランダ、土、肥料など、条件もそれぞれ違い、そのときの気象による条件もさまざまです。

たとえ失敗してうまくいかなくても、すぐにあきらめず、失敗した原因を考えて何度かチャレンジしてください。

そうしてるうちに野菜の育て方がじょうずになり、失敗が少なくなるはずです。

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