プランターで野菜をつくってみよう!

野菜は、畑がなくても、広い庭がなくても、プランターひとつあればつくれます。さっそく野菜を育ててみませんか?

プランターでミニキュウリを育てよう

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ミニキュウリ

キュウリの原産地は、インド西北部のヒマラヤ山麓です。

涼しい気候を好みますが、霜には弱く、およそ10℃以下になると生育しません。

ひとつの株に雄花と雌花がつく一年草で、ツルを伸ばして成長するため、支柱にネットを張ってツルを誘引します。

風通しが悪いと病気が発生しやすいため、下から5節目くらいまでは、花やわき芽をすべて摘みとります。

キュウリは生育に多くの水を必要としますが、根の張りが浅く、乾燥に弱いので、高温期は毎日欠かさず水やりを行います。

キュウリはもぎたてが一番おいしく、時間がたてばたつほど、食味が落ちます。

少し手がかかりますが、とりたてのみずみずしいキュウリを食べられるのは、プランター栽培ならではの魅力です。

プランターでキュウリを育てるには、実の長さが10cmほどのミニキュウリが育てやすくておすすめです。

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栽培カレンダー

ミニキュウリの栽培時期

プランター向き品種の栽培カレンダーです。

栽培メモ

科名
ウリ科・キュウリ属
別名
キウリ、唐瓜(からうり)
難易度
ふつう
置き場所
日当たりのよい場所
背丈
2m以上
種?苗?
苗から育てる
生育適温
20~25度
追肥
1回目:収穫がはじまったら
以降:2週間おき
病害虫
病気:べと病、うどんこ病など
害虫:アブラムシ、ハモグリバエ、ウリハムシなど

栽培のコツ!

  • 根が浅く乾燥に弱いので、高温期は毎日欠かさず水やりを行う
  • 株が疲れてくると実が曲がるので、肥料と水を切らさないように育てる
  • 伸びてきたツルや茎をしっかり誘引する
  • 丹念に整枝して風通しよく育てる

プランター向きの品種

ミニキュウリのラリーノ、ミニQなど。

[ラリーノ]
実の長さ9~10cm、重さ40g前後の手のひらサイズのミニキュウリです。
実がたくさん成る節成タイプです。
うどんこ病に非常に強く、べと病にも耐病性があり、育てやすいです。

[ミニQ]
実の長さ8~10cm、重さ40~50gのミニキュウリです。
実がたくさん成る節成タイプです。

準備するもの

準備するもの

48Lのプランター、種、培養土(14L×2)、鉢底石(0.5L×15)、ラベル、ネット棚セットなど。

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苗の用意

ミニキュウリの苗

ミニキュウリは種からでも育てられますが、保温など温度管理が難しいので、市販の苗を利用するのが簡単でおすすめです。

市販の苗には自根苗と接ぎ木苗があります。

接ぎ木苗は自根苗の3倍ほどの値段がしますが、抵抗性が強く病気にかかりにくいため、初心者におすすめです。

苗は、子葉がついていて、茎が太く、がっちりとした本葉3~4枚の苗を選びます。

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植えつけ

ミニキュウリの苗の植えつけ

プランターの底に鉢底石を約2cm並べ、培養土をプランターの深さの8分めまで入れて平らにならします。

苗を中央に置き、植える位置を決めます。

深さ10cmの植え穴を掘ります。

株元を人差し指と中指ではさみ、斜めに倒して根鉢を崩さないように丁寧に苗を取り出します。

植え穴に苗を植えつけ、株元を手のひらで軽くおさて土と根鉢を密着させて株を安定させます。

植えつけ後は、仮支柱を立てて苗が動かないようにしておきます。

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支柱立て・ネット張り

支柱立て・ネット張り

苗を植えて1~2週間たつとツルが伸びてくるので、支柱を立ててネットを張ります。

ネットを張った後は、成長にしたがってツルを順次誘引していきます。

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5節目までのわき芽と雌花を取る

株元から5節目(株元から30cmほど)までは、わき芽をかき取り、雌花も摘み取ります。

こうすることで風通しがよくなり、病気の予防になります。

子ヅルを伸ばしてしまうと、どれが親ヅルか、どれが子ヅルかわかりにくくなるので、早めに取りましょう。

水やり

キュウリは、最大生育期には1日におよそ2リットルもの水を必要とするといわれ、多くの水を必要とします。

毎日ぐんぐん生育しますので、水をじゅうぶんに与えましょう。

また、根が浅く乾燥に弱いので、高温期は、株元に地温上昇を防ぐワラを敷き詰めるのも効果的です。

整枝

キュウリの整枝

キュウリは、親ヅルから子ヅル、子ヅルから孫ヅルと、ツルが旺盛に伸びていく野菜です。

放っておくとツルが混み合って風通しが悪くなり、病気や害虫の発生の原因になります。

そこで、適当なところで子ヅルを摘む整枝を行います。

[仕立て方]
親ヅル1本を伸ばし、そこから出る子ヅルの1~2節(葉を1~2枚残して)で摘芯します。

親ヅルがネットの高さを超えたら、それ以上伸びないように摘芯します。

こうすると、子ヅルの成長を促し、実つきもよくなります。

収穫

収穫時期のミニキュウリ

キュウリは受粉しなくても実が肥大するので、人工授粉の必要はありません。

株に負担がかからないように、1番果は小さいうちに収穫します。

ミニキュウリであれば、長さ10cm、約40gほどになったら、ハサミでヘタの部分から切って収穫します。

キュウリは実の肥大が早く、大きくなりすぎるとなり疲れして樹勢が極端に衰えてしまうので、毎日観察して、とり遅れないように注意します。

収穫したミニキュウリ

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追肥

追肥

生長が早いキュウリは多肥を好みます。

定期的に追肥を施し、株を疲れさせないようにすることが大切です。

収穫がはじまったら、2週間に1回追肥をします。

追肥を怠ると曲がった先が細い実になってしまうので注意しましょう。

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注意する病害虫

害虫は、アブラムシ、ハモグリバエ、ウリハムシなどが多く、病気は、べと病やうどんこ病などが発生しやすいので注意します。

ツルの先端や葉の裏にアブラムシがつきやすく、ウリハムシも多く発生するので、よく観察して見つけしだい退治します。

キュウリはべと病やうどんこ病などの病気にかかりやすいので、耐性のある品種を選びます。

また、風通しが悪いと病気にかかりやすいので、古い葉や傷んだ葉は摘み取ります。

それでも病気が発生したら、殺菌剤を散布しましょう。

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