つるが伸びたり、背が高くなる野菜を育てるには、支柱を立てて茎やつるを誘引します。
畑では地面に這わせて育てるカボチャやスイカも、プランターで育てるには支柱を利用して育てます。
とくにプランターを屋上やベランダに置くと風の影響を受けやすいので、頑丈な支柱で野菜を支えましょう。
苗を植えたとき
植えつけたばかりの苗は倒れやすいので、仮支柱を立てて株を支えます。
1.細くて短い支柱や、竹の支柱や細めの棒を斜めに土にさします。
2.葉のつけ根に麻ひもをかけて苗を支柱に寄せます。
3.ひもを8の字にひねってゆるめに結びます。
本支柱を立てるときに仮支柱は抜きます。
支柱の立て方いろいろ
[小型の実もの野菜]
インゲンや枝豆のような小型の野菜には、1本直立仕立てがおすすめです。
株のそばに添えるように支柱を1本まっすぐ立て、麻ひもなどで茎を支柱に8の字で結びます。
[大型の実もの野菜]
トマトやナスのように大型に育つ野菜には、交差組み仕立てがおすすめです。
苗の奥側に数本の支柱を交差させて立て、茎を誘引します。
[つる性の野菜]
キュウリやゴーヤのようにつるを上に伸ばして成長する野菜には、ネット仕立てがおすすめです。
交差組み仕立てで支柱を立て、ネットを張り、つるを誘引します。
トマト・ナスを育てるのに支柱棚セットが便利
Amazon:第一ビニール 菜園プランター用支柱棚セット [幅80cm×高さ160cm]
プランターでトマトやナスのように大型に育つ野菜を育てるのに、菜園プランター用支柱棚セットが手軽に設置できて便利です。
キュウリ・ゴーヤなどのつる性を育てるのにネット棚セットが便利
Amazon:第一ビニール 菜園プランター用ネット棚セット [幅80cm×高さ160cm]
プランターでキュウリやゴーヤのようなつる性の野菜を育てるのに、菜園プランター用ネット棚セットが手軽に設置できて便利です。
誘引のしかた
支柱に茎やつるを結びつける際は、茎やつるが成長する(茎が太くなる)のを前提にしてゆるめに結びます。
支柱に茎を寄せたら麻ひもなどを8の字にひねって、茎と支柱の間にゆとりをもたせて結びます。
風の強い日は
台風などの一時的な場合は玄関にしまうか、数日続く場合はプランターごと倒して風よけをします。
プランターを倒す際は、支柱が抜けないようにプランターと支柱をテープなどで固定します。