収穫は、栽培過程の中でもっとも達成感のあるときです。
プランター栽培では、食べごろを待って収穫できるので、とりたての新鮮な野菜をおいしく食べられるのが魅力です。
例えばトマトは、赤く完熟してから収穫するのがおすすめです。トウモロコシや枝豆などのとりたてのおいしさも格別です。
収穫の適期は野菜によって違います。どのくらいの大きさで収穫するとよいのか、それぞれの野菜の育て方で確認しておくとよいでしょう。
どの野菜も収穫適期を逃すと固くなったりして味が落ちるので、適期を逃さないことも大切です。
実もの野菜の収穫
キュウリやゴーヤなどの未熟果は、ある程度の大きさになったら収穫します。
トマトやイチゴなどは、見た目で判断して収穫します。スイカやメロンなどは、収穫適期の見極めが難しく、人工授粉からの日数などで判断して収穫します。
実を片方の手で押さえ、ヘタの近くの茎をハサミなどで切り取って収穫します。
根もの野菜の収穫
地下部の見えない部分の充実を知るには、葉や茎の状態などで適期を判断します。
首元を持ち、そっと上へ抜き取って収穫します。
葉もの野菜の収穫
やや若どりのほうがやわらかくて美味しいです。
ホウレンソウや小松菜などは、株元を持ち、そっと土から引き抜いたり、ハサミなどで株元から切り取ります。
キャベツや白菜などは、株元を包丁などで切り取ります。