道具を揃えて、基本的な野菜の育て方を覚えたら、さっそくプランターで野菜を育ててみましょう!
と言いたいところですが、ちょっと待ってください。
いきなり、育てるのが難しい野菜や、育てるのに長期間のかかる野菜を育てると、失敗してしまったり、長い期間かけたのに収穫できなくてがっかりしてしまうものです。
そこで、プランターではじめて野菜を育てる人は、小型の野菜や、栽培期間の短い野菜からスタートされることをおすすめします。
短期間でできる野菜から育てると、すぐに収穫の喜びを味わえます!
ラディッシュ
ごく小型の大根で、20日くらいで収穫できることから20日大根(ハツカダイコン)とも呼ばれます。
実際には、暖かい時期で約30日、寒い時期で約50日ほどで収穫できます。
真夏と真冬を除けばいつでも栽培でき、栽培期間も短いため、初心者向けの野菜です。
サラダなどの料理の彩りにきれいです。
葉も捨てずにみそ汁の具などに利用できます。
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ベビーリーフ
レタス類、ルッコラ、小松菜、ホウレンソウ、ミズナなどを若いうちに摘みとったものをベビーリーフと呼びます。
数種類をブレンドしたミックスの種も販売されています。
育て方はとても簡単で、日当たりがよく、水さえ切らさなければだれにでも育てられます。
サッと収穫して普段のサラダに加えれば、いいアクセントになります。
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小松菜
古くから栽培されている野菜で、江戸時代に東京の小松川近辺が産地だったことから、この名前が付けられたといわれています。
暑さ、寒さにも比較的強く、真夏と真冬を除けばいつでも栽培できます。
また、栽培期間も短く、間引き菜から利用できるため、育てると何かと便利に利用できます。
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ルッコラ
ヨーロッパでよくサラダに使われている野菜で、英名でロケット、イタリアではルッコラ、フランスではエルーカと呼ばれます。
いったゴマのような独特の香ばしい風味のある野菜で、サラダのほか、おひたしにもおすすめです。
発芽率がよく間引き菜もおいしいので、多めに種をまいて間引きながら育てます。
株が大きくなったら、使う分だけ外葉を切り取って収穫すると長く楽しめます。
栽培は簡単で、真夏と真冬を除けばいつでも栽培できます。
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モロヘイヤ
野菜の中でもずば抜けて栄養価が高いことで注目され、日本でも広く栽培されています。
刻むと独特の粘りが出るのが特徴で、くさみや苦みはほとんどなく、いろいろな料理に利用できます。
日本の蒸し暑い夏の気候かでもよく育ち、病害虫もほとんどなく、非常に丈夫です。
葉先を摘みとって収穫するので、長く収穫でき、葉もの野菜の少なくなる夏場に重宝します。
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ミニトマト
トマトは果実の大きさで大玉、中玉、ミニに分けられます。
果実の大きさが大きいほど育てるのに時間がかかり、難易度も高くなります。
そこで、初心者はミニトマトから育ててみるのがおすすめです。
真っ赤な実がたわわに実れば、プランター栽培が華やぎます。
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シシトウ
夏野菜の中でいちばん育てやすいのがシシトウです。
暑さや病害虫に強く、次々と実をつけ、育てやすい夏野菜です。
秋口まで長期間収穫を楽しむことができます。
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