プランターで野菜をつくってみよう!

野菜は、畑がなくても、広い庭がなくても、プランターひとつあればつくれます。さっそく野菜を育ててみませんか?

台風が来たとき、ベランダの菜園でできること

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野菜を台風から守る

年々、台風の被害が激しくなっています。

日本は台風が直撃することも多く、プランター栽培を行っている人には悩みの種のひとつです。

とくに、ベランダでは注意が必要です。

ベランダにあれもこれも、ごちゃごちゃと置いていると、飛ばされて凶器になってしまいます。

プランター栽培のグッズが飛ばされて人に当たると、怪我させてしまいますし、迷惑をかけて自分も補償をしなければならないなど、数多くのトラブルとなってしまいます。

そこで、ここでは台風対策についてご紹介します。

これから台風のシーズンにかけて、「まだ何も対策していない!」という方は、ぜひこちらを読んで台風対策を行って下さい。

台風では、風による被害が大きい

台風では、猛烈な風が吹き荒れます。

風の直撃を受けると、家の屋根が飛ばされるほどの被害を受けることがあります。

強烈な台風になればなるほど、風の勢いは強く、強烈です。

しかし、一般的に考えて、野菜は地面に根を張っていますので、風に飛ばされることはありません。

テレビなどで台風の被害を見てみても、根を張った植物が飛ばされた、と言う話は聞いたことがないと思います。

木の実としてなっているりんごなどが落ちてしまうことはあるかもしれませんが・・・。

根をしっかり張った植物だと、台風で飛ばされることはないのです。

ですが、トマトやナスなどの背丈が高くなる野菜は注意が必要です。

強風で倒れてしまうことがあります。

また、緑のグリーンカーテンなども夏場の窓辺を涼しくしてくれるものですが、風の襲来に弱く、飛ばされてしまう可能性があります。

また、タワーマンションのベランダなどでプランター栽培を行っている場合はより注意が必要です。

フロアの階数が4階~5階程度までは大丈夫ですが、それ以上の高さになってしまうと、ベランダのプランターが飛ばされてしまうことがあります。

プランターが飛ばされてしまっては、通行人に当たって怪我をさせてしまったり、近隣の住宅のカベや屋根を壊してしまうおそれがあります。

非常に危険です。

また、プランターだけでなく、プランター栽培の道具なども注意が必要です。

じょうろやスコップなどの軽量な道具は、風と同時に飛ばされる懸念があります。

いずれも、気をつけなければなりません。

台風では、水による被害もあります

トマトなどは、まだ実がなっている状態で雨があたると、実が割れる可能性があり、デリケートなものです。

また、雨がプランターに降り掛かって水で土を押し上げてしまい、プランターからこぼれた土が、排水口につまってしまう可能性もあります。

さらにそこに台風による雨が降りかかれば、水漏れなどがおこり、下のフロアに大きなダメージを与えてしまうことがあります。

近隣に迷惑をかけてしまうおそれがあるのです。

台風の対策 室内に入れられるよう対処を

台風の被害にあわないために、まずは入れられるものは家の中に入れてしまいましょう。

プランターなどを室内にしいた新聞紙の上に移動させて、安全を確保しましょう。

万が一、飛来物で窓ガラスが割れて飛び散ってしまった時のために、窓際には置かないようにしましょう。

大惨事になってしまいます。

リビングやダイニングなど、屋内に入れて、安全を確保しましょう。

土が飛び散らないように確保して、横倒しにしておくことも効果的です。

雨や風の影響は、背が高い植物ほど、被害を受けやすいので気をつけましょう。

出来る限り、家の中に入れてしまってあげることが重要です。

また、じょうろなどの道具、支柱なども、室内に入れてあげることが大事です。

農機具小屋などがあればベストです。

ですが、古い農機具小屋の場合は、雨風で飛ばされてしまう可能性がありますので、気をつけましょう。

倒壊してしまっては意味がありません。

ベランダの排水口などがつまらないようにする

ベランダの排水口などもチェックです。

土などが詰まっている可能性があり、そこに雨が降ると大変危険です。

また、隣のベランダとの間にある扉にも、注意して下さい。

そこにむやみやたらに農機具などをおいていると、倒れたときに割れてしまう可能性があります。

プランターなども、防火壁の隣に置かないようにしてください。

背の高い実は収穫してしまう

早め早めに、背の高い植物についた実は収穫してしまうといいでしょう。

少し早めでも構いません。

台風で落ちてしまうよりはマシです。

そして、野菜が倒れてしまわないように、支柱などをしっかりと地中にさし直して、固定して下さい。

特に背の高い植物については注意が必要です。

あまり背が高くない植物は、大丈夫でしょう。

土寄せなども大事です。

種なども飛ばされる可能性がありますので、ポットなどに植えることが大事です。

台風のシーズンに種をまくときは、じかまきは避けましょう。

ポットに植えることによって、台風が来たら家の中に入れることができるので安全です。

直接まくと、飛ばされる可能性があります。

台風が通り過ぎたら、状態を確認しよう

プランター栽培を行っている人には、恐ろしいのが台風です。

そんな台風がやっと通り過ぎたら、被害の状況をチェックする必要があります。

野菜が倒れてしまっていたら、支柱ごとそっと立て直してあげる必要があります。

なるべくまっすぐになるように、起こしていきます。

折れないように力を入れすぎず、起こしていくことが肝心です。

また、排水口などもつまっていないか確認が必要です。

土や葉っぱなどがとんで来てる可能性がありますし、ゴミなどが飛来して、排水口に詰まっている事も考えられます。

もしも土が飛び散って、周囲のお家にまで被害を与えていたら、怒られる前に謝罪に行くこともご近所づきあいの上で大事なことです。

自分のどのような道具が飛び散って、迷惑をかけたかも確認することが大事です。

土が湿っている場合

土が水浸しになっている場合は、数日様子を見ましょう。

2~3日待っていると、水が自然と引いていって、土が乾いて来ます。

そうしたら再び、プランター栽培をはじめるといいでしょう。

台風のシーズンは、野菜が多く取れる季節

台風のシーズンは、ちょうど野菜がたくさん取れる季節でもあります。

そのため、実が傷つかないように、慎重に守ってあげる必要があります。

野菜が落ちてしまって食べられなくなるのを防ぐために、早めの収穫も大切です。

収穫が終わっている場合は、片付けることも大事です。

台風は人間の力では避けることができません。

プランター栽培に直撃する場合もあります。

そんなときは、吹き飛んでしまわないように対策を練ることが大事です。

飛ばされて、他人の家や車などを傷つけてしまわないためにも、出来る限りの対策を取ることが重要です。

台風が来る前に、これらのことを覚えておいて、被害を出来る限り最小限にしましょう。

とくにベランダでプランター栽培を行っている人を中心に、今回は注意喚起を行ってみました。

これらのことを考慮しながら、台風対策を行って下さい。

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