[おもな成分]
ペクチン、ムチン、カロテン、ビタミンCなど。
[おもな効能]
・整腸作用
・コレステロールの上昇抑制
・血糖値の上昇抑制
・胃腸病の予防
スタミナ野菜の代表格であるオクラ。
切ったり刻んだりしたときに生じる独特のネバネバは、水溶性食物繊維のペクチンと、複合タンパク質のムチンなどの成分によるものです。
ペクチンは、血液中のコレステロール値を下げる働きや血糖値の上昇を抑える働きがあります。
ムチンは、胃の粘膜を保護したり、タンパク質の消化を促進して整腸といった働きがあります。
また、カロテン、ビタミンB1、B2、ビタミンC、カルシウム、葉酸なども豊富に含みます。
独特の青くささが気にならなければ、ビタミンCを破壊しないためにも生で食べるのがおすすめです。
夏は冷たい飲み物をとりすぎて胃腸が弱りがちなので、消化を助けるオクラは夏バテ防止にも役に立ちます。
オクラに酢を加えると、ネバネバ成分が分解されて消えてしまうので注意しましょう。