シシトウの育て方とコツ|辛みのないトウガラシの代表種

スポンサーリンク

シシトウ

中南米が原産のトウガラシは、辛み種と甘み種に分けられ、シシトウ(獅子唐辛子)は辛みのない甘み種を代表するトウガラシです。

実の先端がくぼみ、獅子の口のように見えることから、シシトウ(獅子唐辛子)と名前がつきました。

栄養成分はピーマンとほとんど同じで、ビタミンCやカロテンなどを多くみ、疲労回復に効果に効果があります。

暑さや病害虫に比較的強く、生育旺盛で長期間収穫できるので、初心者でも手軽に楽しむことができる野菜です。

栄養

栄養成分はピーマンとほとんど同じで、ビタミンCやカロテンを多く含み、免疫機能を高め、疲労回復に効果があります。その他に、ビタミンEやカリウム、食物繊維なども含みます。

品種

シシトウガラシ(獅子唐辛子)はトウガラシの一品種で、先端が獅子の口に似ていることからこの名前がつきました。一般的にはシシトウとも呼びます。

シシトウの育て方

シシトウは、辛みのない甘み種のトウガラシで、完熟すると赤くなりますが、通常は未熟な緑色の実のうちに収穫します。

暑さやに強く、病害虫の心配もあまりなく、手間もかからないので、初心者でも育てやすい野菜です。

概要

生育温度 25~30℃。
連作障害 あり。3年以上あける。
元肥 元肥と苦土石灰を入れる。
植えつけ時期 5月上旬(またはゴールデンウィーク)。
植え付け方法 畝幅:90cm。
マルチ:黒マルチを張る。
株間:1列(または2列)、40~50cm。
苗の植えつけ後、仮支柱を立てて茎を結わく。
仕立て 長さ120cmの支柱を垂直に立て、主枝と2~3本の側枝を残し(計3~4本になる)、ほかの側枝はすべて取り去り、残した枝を紐で吊って誘引する。
栽培中の管理 1回目の追肥:実がつき始めるころ。
以降の追肥:3週間に1回。
収穫時期 実の長さが5~7cmほどの大きさになったら。
病害虫 害虫:アブラムシ、ハダニなど。
病気:尻腐病、青枯れ病など。

ポイント

  • トウガラシを含むナス科の野菜との連作を避ける。
  • 酸性の土壌を嫌うので、酸性に傾いた土壌ではかならず石灰を施してよく耕しておく。
  • 高温性で寒さに弱いので、十分に暖かくなってから苗を植える。
  • 夏場にストレスがかかると辛い実になりやすいので、追肥を適度に行い、乾燥していれば水やりをする。

栽培時期

準備中…。

※地域によって栽培時期は異なります。事前に確認してください。

畑の準備

シシトウは連作障害のでやすい野菜です。シシトウを含むナス科(トマト、ナス、ピーマン、ジャガイモなど)の野菜を3年以上栽培してない場所を選びます。

また、酸性の土壌を嫌うので、酸性に傾いた土壌ではかならず石灰を施し、よく耕しておきます。

苗の植え付けの2~3週間前に苦土石灰をまいてよく耕し、1週間前になったら堆肥と化成肥料を施して耕し、高めに畝を立て、黒マルチを張ります。

畝を高めに立てることで水はけがよくなり、黒マルチを張ることで雑草の抑制と地温を上げる効果に期待できます。

苗を用意する

シシトウの苗

保温すれば種から苗を作ることもできますが、家庭菜園では1~2株あれば十分な量を収穫できるので、市販の苗を買って栽培するのが簡単です。

[良い苗の条件]

  • 大きくてしっかりしている
  • 茎が太い
  • 本葉が7~10枚ついている
  • 葉に艶がある
  • 1番花が開花寸前である

シシトウは高温性なので、十分に暖かくなってから苗を購入しましょう。

苗を植える

シシトウの苗を植えたところ

苗を用意できたら、植える前にポットにたっぷり水をやり(ポットごと水につけてもよい)、たっぷり水を含ませておきます。

あらかじめ準備しておいた畝に、1列(または2列)で間隔を40~50cmとし、マルチに穴をあけ、ポットの大きさほどの植え穴を堀ります。

根鉢をくずさないように注意してポットから苗を取り出し、浅く植え、株元を軽く押さえます。

植えつけ後、たっぷり水をやり、仮支柱を立てて苗が倒れないように茎を結わきます。

支柱を立てる

支柱

活着して丈が伸びてきたら、株元から少し離れたところに、長さ120cmの支柱を垂直に深さ30cmくらい差し込んで立てます。

立てた支柱に、茎を紐で8の字で結んで固定します。茎を傷めないように緩めに結びます。

追肥

実がつき始めたシシトウ

実がつき始めたころ、化成肥料を追肥します。以降は3週間に1回を目安に化成肥料を追肥します。

1回目の追肥:実がつき始めるころ。
以降の追肥:3週間に1回。

整枝する(枝を誘引・脇芽かき)

株が育ってきたら、主枝と2~3本の側枝を残し(計3~4本になる)、ほかの側枝はすべて取り去ります。残した枝を紐で吊って誘引します。

整枝

ただし、手間を省きたい場合は、放任しても十分な量を収穫できます。その際は、株間を広めにして栽培します。

収穫

収穫適期のシシトウ

実の長さが5~7cmほどの大きさになったら収穫します。

収穫が遅れると株が疲れるので、とくに最初のうちは小さなうちに収穫します。

収穫したシシトウ

辛いシシトウができてしまった!?

シシトウを収穫して食べたら、「辛くてびっくりした!」ということがあるかもしれません。初めて栽培した方では、「もしかして、トウガラシの苗だった?」と、心配になるかもしれません。

シシトウは、トウガラシを品種改良したものですので、何かしらの理由によってもともともっている辛みが出てしまう場合があります。

はっきりとした辛くなってしまう原因は分かっていませんが、いくつか説があります。

  • 高温や乾燥によるストレス
  • 夜の気温が高い
  • 近くでトウガラシを栽培している(交雑)

また、辛いものを見分ける方法があります。

※完璧に見分ける方法はありません。あくまでも可能性になります。

  • 先が細く尖っている
  • 艶がない
  • 種が少ない
  • 小さい

辛いのが苦手でしたら、とくに辛い種とヘタの部分をとって利用しましょう。辛みを完全にとることはできませんが、辛みを抑えることができます。

スポンサーリンク