プランターで野菜をつくってみよう!

野菜は、畑がなくても、広い庭がなくても、プランターひとつあればつくれます。さっそく野菜を育ててみませんか?

栽培の基本

農薬を使わない病害虫の防除対策

投稿日:2017年2月28日 更新日:

栽培中の小松菜

プランターで野菜を育てていると、病気になったり、昆虫などが野菜を食べにきます。

毎日よく観察して、病気の兆候や害虫の痕跡を発見し、早めに対処することが大切です。

プランター菜園は株数が少ないので、農薬を使わなくても、環境づくり、ただしく野菜を育てる、ちょっとした工夫などで、病害虫の被害をおさえることができます。

早期発見と早期対処で被害の拡大を防ぎましょう。

まき時を守ろう

種まき

野菜のまき時は重要で、野菜には暑さを好むもの、寒さを好むものなど、生育に適した温度が決まっています。

時期外れに種まきをしても、たいていは育たずに枯れたり、病気や害虫の被害を受けて失敗します。

野菜にはそれぞれ育つのに適した時期があるので、その時期を逃さなことがポイントです。

種まきに適した時期は、カタログや種袋を見るのが正確です。

よい苗を選ぼう

植えつけ適期のだいぶ前から苗が店頭に並ぶことがあります。

また、植えつけ適期前の小さな苗が売られている場合もあります。

早植えは失敗しやすいですから、じゅうぶん気温が高くなってから、丈夫に育った苗を植えつけることがポイントです。

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苗は丈夫なものを選ぼう

健康な土を使おう

健康な土

土を使い続けると、雑菌が繁殖して病気の原因になります。

使ったら、新しい土に替えるか、土を殺菌して養分を補給しましょう。

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日当たりと風通しをよくしよう

日当たりが悪すぎたり、風通しが悪いと、病気や害虫が発生しやすくなります。

プランターはじゅうぶんに日が当たる場所に置き、わき芽かきや摘葉をして風通しをよくしましょう。

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肥料は少なめにしよう

肥料

肥料成分である窒素を多く与えてしまうと、野菜に害虫がつきやすくなり、病気も発生しやすくなります。

また、肥料が多すぎると、肥料やけを起こして根を傷めてしまうので、与えすぎないように注意しましょう。

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水やりは適度に行おう

水やり

水切れで土が乾燥すると、うどん粉病などが出やすくなります。

逆に水をやりすぎていつもじめじめしていると、病気が発生しやすくなるので注意が必要です。

水やりは、土の表面が乾いたらたっぷりとやりましょう。

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密植を避けよう

密植

野菜はじゅうぶんに間隔をあけて育てなくてはなりません。

密に栽培すると、風通しが悪くなり、日当たりも悪くなり、病気や害虫が発生しやすくなります。

また、間引いてそのときは株間をじゅうぶんにとれても、すぐに大きくなって込み合ってしまうので、その野菜が大きく育ったときのことを考えて間引きをしましょう。

間隔をじゅうぶんにあけると、日当たりもよくなり、野菜はすくすく元気に育ちます。

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よく観察しよう

被害はあっという間に進行するので、毎日よく観察し、兆候があったらすぐに対処することが大切です。

害虫がいたら、その場で、手でとってしまうのが基本です。

アオムシなどは保護色なので、その場ですぐにとらないと、葉の裏などに隠れてしまって見つけにくくなります。

また、1匹いたら何匹もいると思って、よく観察して駆除しましょう。

葉にかじった跡やフンを見つけたら、必ず害虫がいます。

葉の裏や、株元をよく観察して、見つけたらその場で駆除しましょう。

病気も、兆候が見られたらすぐに対処して広がるのを防ぐことが大切です。

異変のある葉は摘み取り、病気の株は速やかに抜いて処分しましょう。

防虫ネットで防ごう

防虫ネット

害虫を寄せつけないようにするには、防虫ネットを使ってプランターをガードする方法が有効です。

害虫の侵入を防ぎ、野菜を守ってくれます。とくに葉もの野菜には効果的です。

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防虫ネットを被せて虫よけ

コンパニオンプランツを利用しよう

いっしょに植えると、互いに生育を促したり、病害虫を忌避(きひ)したりなど、相性のよい組み合わせがあります。

ネギ類は、さまざまな野菜のコンパニオンプランツになります。

野菜といっしょにハーブを植えて病害虫を防ぐこともできます。

また、マリーゴールドのように虫を寄せつけない花を近くに置くのもよいでしょう。

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-栽培の基本

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