里芋の種類と品種|目的に合った品種を選ぼう

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里芋の品種-土垂れ

里芋は、どの部位を食用にするかによって、子芋専用種、親芋専用種、親子兼用種に分かれます。

最近では「えび芋」や「タケノコ芋」など、珍しい里芋の種芋を入手しやすくなり、色々な品種を楽しめるようになりました。

「八ツ頭」、「セレベス(赤目芋)」、「えび芋(唐の芋)」などは茎(葉柄)を芋茎(ずいき)として食べられます。

茎を食べるだけのハスイモという品種もあります。

どの部分を食用にしたいかを決めて、目的に合った品種を選びましょう。

石川早生【子芋用】


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石川早生は、子芋を収穫する品種です。極早生種で生育が早く、育てやすくて貯蔵性も高いので、家庭菜園で人気です。芋は小ぶりの丸型ですが、着生が旺盛で収量が多く、やわらかくて粘りがあり、美味しいです。

土垂れ(どだれ)【子芋用】


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土垂れは、子芋を収穫する品種です。生育期間は中程度の中生種で、育てやすくて多収型です。芋はきめが細かく、粘りがあって煮崩れしにくいので煮物に最適です。

タケノコ芋(京芋)【親芋用】

タケノコ芋(京芋)

タケノコ芋は、親芋だけが大きくなり、子芋はほとんどできません。京芋とも呼ばれ、地上部に芋がタケノコのように露出します。

セレベス(赤目芋)【親・子芋】

セレベス(赤目芋)

親芋と子芋を収穫する暖地向きの品種です。芽が赤いのが特徴的で、親芋と子芋ともに大きく、形の良い芋がたくさんとれます。他の里芋に比べてぬめりが少なく、やや紛質のしっかりした肉質で、煮崩れしにくいので煮物に最適です。

八ツ頭【親・子芋・茎用】


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八ツ頭は、子芋がほとんど分球せず、親芋と子芋が一体化して塊になります。里芋の中で最高の食味といわれ、まろやかな甘みと、ホクホクした食感が特徴です。赤がらで茎も食用になります。

唐芋(とうのいも)(えび芋)【親・子芋・茎用】


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生育期間は中よりやや長い中晩生で、親芋と子芋を収穫する品種で、茎も食用になります。肉質はきめが細かく、煮崩れしないので煮物に最適です。

えび芋は、唐芋を何度も土寄せして栽培する特殊な方法でつくったもので、子芋が大きく育ち、エビのように湾曲していることから、えび芋と呼ばれます。

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