「高菜の漬物を作る」という高い目標を立てて、高菜の栽培を行いました。でも、特に世話をすることもなく、病害虫の被害にあうこともなく、(いつのまにか)うまく育ちました。
初めて高菜を栽培しましたが、防虫ネットを張ったからか、手間もかからず、簡単に栽培できてしまいました。
で、漬物を作ったのかというと...。
三池大葉縮緬高菜の種を注文
スーパーなどで売られている高菜の漬物が大好きで、いつか自分で栽培した高菜で漬物を作って食べてみたいと思っています。
新たに借りた畑が3年目になって落ち着き、葉物野菜の栽培に自信を持てるようになってきたことから、いよいよ今年に高菜を栽培することにしました。
まだ高菜の種すら買っていませんが、今から自分で作った高菜の漬物を食べる日が楽しみです。
それでは、高菜にはどういった品種があるのでしょう?
調べてみると、高菜は各地で栽培されているようで、たくさんの在来種があるようです。また、高菜は九州の特産品になっていて、九州で広く「三池縮緬」が栽培されており、高菜漬けので広く使われていると、知りました。
ならば、三池縮緬は育てやすいのだろう、漬物にするのに間違いないであろうことから、今年に栽培する品種は三池縮緬に決めます。
通販の楽天で、「三池大葉縮緬高菜」の種を注文しました。
楽天:三池高菜 固定種
三池大葉縮緬高菜の特徴
耐寒性に優れ、生育は旺盛で育てやすい。葉は、大きくて肉が厚くて縮緬、漬物に最適な品種。
三池大葉縮緬高菜の種まき(2014年9月7日)
苗を作って畑に植え付けても良いようですので、レタスなどの葉物野菜と一緒に苗を作り、まとめて畑に植え付けることにします。一度にやれば手間が省けるかと、思ってのことです。
トレーに筋まきしました。
高菜の苗の植え付け(10月21日)
種まきから一月と少しが過ぎ、トレーに同居している春菊と共に、苗ができました。
培養土が少なかったこと、間引きが足りなかったこともあって、思ったほど育ちませんでした。でも、時期が来たので、このまま畑に植え付けることにします。
株間を40cmくらい(適当)、一カ所に1株か2株ずつ苗を植えました。
春菊や水菜などを栽培している畝に植え付けたので、すでに防虫ネットが張られています。
生育中の高菜の様子(12月7日)
防寒対策に、防虫ネットの上から寒冷紗を張っておきました。
高菜の苗が無事に活着して、その後は追肥もせずに放っていました。
間もなく収穫時期となりますが、元気に大きく育っています。苗がいまいちだったからか、追肥をしなかったからか、大きく育った株と小さな株がまちまちになってしまってます。
三池大葉縮緬高菜を収穫(12月22日)
大きく育ちましたので、一度に全部を収穫して、持ち帰って漬物を作ります。
大小さまざまになりましたが、漬物を作るくらいの分は収穫できました。
念願だった高菜の漬物作り...
断念しました・・・。
収穫した高菜を持ち帰って、高菜の漬け方を調べると、簡単ではなさそうだと思い、収穫したたくさんの高菜を目の前にして、漬物作りをやめました。
ちゃんと調べて、漬け方を決めてから、収穫するべきだったと、後悔してます。
でも、母が「高菜をくれれば漬ける」と以前から言っていたので、全部を実家に持って行って母に渡しました。
後日、上手に漬かった高菜を頂きました。二度漬けしたそうです。
写真がありませんが、歯ごたえはシャキシャキで、高菜独特の風味があって美味しかったです。ピリッとすると書かれている記事がありましたが、それはありませんでした。品種でしょうか、漬け方でしょうか。
次回(来年?)の高菜の収穫の前までに、母から高菜の漬け方を教わっておきます。