イチゴの宝交早生を初めて栽培しました。その栽培の苗の注文から収穫、その後の苗とりまでの記録になります。
イチゴを栽培する前のこと、畑で頂いたイチゴで作ったジャムです。このジャムのおいしさが、イチゴを栽培するきっかけでした。
宝交早生の苗をネットの通販で注文(2013年10月3日)
初めてイチゴを栽培するにあたって、さまざまな品種の特徴を調べて、初めてイチゴを栽培する初心者でも育てやすい「宝交早生」に決めて、注文しました。
通販ではどんな苗が届くのかと心配しましたが、良い苗が届きました。イチゴは苗の出来で決まるとありますので、ひとまずは成功です。
宝交早生の特徴
炭そ病や、うどんこ病に強く、作りやすいので家庭菜園に向いている品種です。果肉がやわらかくて傷みやすいことから、スーパーなどで見かけることは少ないですが、香りは豊かで酸味は程よく、甘みもあって美味しいイチゴです。
宝交早生の苗を畑に植え付け(10月6日)
大雨の中、90cm幅の畝に2条、株間を30cmで6株植え付けました。親株側のランナーを畝の中央に向けて植え付けると、反対側(畝の外側)に実がついて収穫がしやすいとありますが、この時は気にせずに植え付けてしまいした。
苗を植え付けてから一月(11月6日)
無事に活着して、新芽が次々と出て元気に育ってます。
蕾がたくさんでき、咲いてる花もある(2014年4月9日)
記録的な大雪がありましたが、栽培中のイチゴの宝交早生が無事に冬の厳寒期を乗り越えました。
蕾がたくさんできて、花も咲いてます。
防虫ネットを張って鳥害対策(4月21日)
「イチゴの実が鳥に食べられた」と書かれている記事がありましたので、鳥害対策にと防虫ネットを張りました。
イチゴは受粉が必要だった
やしまファームさんから防虫ネットを張った記事にコメントを頂きました。
イチゴに、防虫ネットを被せていませんか?
自分の知識だと、イチゴは虫媒花なので、蜂やアブなどが受粉作業をしてくれないと、
上手に実がならないらしいです。なので、防虫ネットを被せてしまうと、収穫が出来なくなる恐れがありますよ。
蜂が入る隙間のあるネットを被せた方が良いと思います。
防鳥ネットは、目合いの荒い、蜂なんかは簡単に通れるネットが売っているので、そちらにしたほうが良いかと思いますよ~。
教えて頂いて助かりました。だから、畑などで見るイチゴには目の粗いネットが被せてあるのですね。
防虫ネットを開放(5月1日)
目の粗いネットがすぐに手に入らなかったので、人工授粉をしてみることにしました。しかし、どれが雄花でどれが雌花なのか分からない。しかも花がたくさん咲いてる。なので、結局は防虫ネットを開放しました。
後でネットで調べたところ、雌花の周りに雄花があるらしいです。
イチゴの実を試食(5月12日)
次々と花が咲き、次々実ができて赤くなっていきます。子供にイチゴ狩りをさせる予定でいますが、一つ試食してみました。
めちゃくちゃ甘い!畑でイチゴを栽培すると小粒の酸っぱいイメージでしたが、大粒で甘いイチゴができました。甘さよりも育てやすさを優先して決めた宝交早生でしたが、十分な甘さです。それでいて育てやすい品種ですので、大満足です。
待ちに待ったイチゴ狩り(5月18日)
防虫ネットを開放したこともあり、たくさん咲いた花が無事に結実しました。子供を連れてきていよいよイチゴ狩りです。
たくさん採れました。中にはどでかいイチゴもあります。赤い実を全部とりましたが、次から次へと花が咲いてます。しばらく収穫が続きそうです。
イチゴの実が食害に合う(5月28日)
イチゴ狩りが無事に終わりましたので、次はイチゴジャムを作るぞと意気込んでました。ところが、写真の通りにイチゴが何かの食害に合ってます。いくつかの実は食害されずに残ってましたが、ほとんどやられました。なので、防虫ネットをまた被せておきました。
イチゴを食害していたの鳩だった!?(5月30日)
イチゴに防虫ネットを被せて数日です。受粉の心配がありましたが、すでに受粉していたであろう実が赤くなってます。
ようやくイチゴのジャムを作れる!と収穫をしていると、今までに近寄ってきたことのない鳩が寄ってきました。鳩が畑にとは珍しいなと思うも放っておきましたが、どけとばかりに私の周りをウロウロします。
確信しました。イチゴを食害していたのは間違いなくこの鳩です。そう思って鳩を追っ払ってみると、やはりしばらくしてまた戻ってきます。間違いないです。
収穫したイチゴで念願のジャムを作りました。やはり最高に美味しいです。
子株を取るべく親株を植え替え(6月3日)
次々と実が赤くなり、子供が飽きて食べなくなるほどに収穫できました。
株が疲れてきたのか、そろそろ終わりなのか、実は小さくなり、花も咲かなくなってきましたので、子株を取るために一株を別の畝に植え替えます。
親株が無事に活着(6月12日)
植え替えてから暑い日が続いて枯れてしまったかと心配しましたが、無事に活着してました。株元に化成肥料を与えました。
親株から発生したランナーを切る(6月25日)
7月中旬ころまでは、親株から発生したランナーを取り除きます。
子株が順調に生育(8月20日)
7月中旬からランナーを取り除くのをやめると、発生したランナーに子株ができ始めました。
苗取り・植え付け(9月27日)
しっかりした苗になりましたので、別の畝に植え付けます。なお、親株に一番近い子株は老化しているので使ってはいけないそうです。なので2番目の子株から取りました。
たった1株の親株からいくらでも苗がとれます。欲張ってもしょうがないので、16株を植え付けました。それでも、親株にはまだたくさん子株がついてます。
植え付けたイチゴの苗が枯れる(10月4日)
植え付けてからの連日の暑さによって枯れてしまいました。完全に枯れている株は抜き、新たに親株から子株を取って植え付け、瀕死の状態の苗は抜かずに様子を見ることにしました。
今度は無事に苗が活着(10月11日)
10月ではまだ残暑が残りますので、前回の苗の植え付けは早すぎたのかもしれないです。瀕死だった苗は息を吹き返し、新たに植え付けた株は無事に活着しました。
引き続き、イチゴの宝交早生の二代目を育てています。