ウタネのタネさんのサラダセットを、条(すじ)まきして苗を作り、大根の跡地に植え替え、世話はほとんどしないで育てたところ、大きく育ったサラダをたくさん収穫できました。
1月初旬、ビニールでトンネルして、小松菜やホウレンソウ、カブなどの冬でも栽培できる野菜の種まきをすませ、ほかに冬に栽培できる野菜を探したところ、ウタネのタネさんのムスクラン サラダセットが冬でも種まきができると知りました。
さっそく、ネットの通販でウタネのタネさんのサラダセットを購入して、葉もの野菜を育てているビニールトンネルの中に種をまきました。
厳しい冬に栽培できる野菜は少ないので、冬でも育つホウレンソウや小松菜に加えて、春にレタスを収穫できたらラッキーです。
ウタネのタネさんのムスクラン サラダセットとは
楽天:ムスクランサラダセット
ムスクランとは、何種類かの種子を混合して栽培した野菜のことです。
サラダセットには、サラダに最適な7種類のレタス類がミックスされており、この1袋で7種類のサラダを一度に栽培することができます。
7種類の内訳:エンダイブ、チコリ、サニーレタス、グリーンリーフ、サラダ菜、クレソン
種袋の裏に書かれた栽培時期には、「周年栽培可能」とあり、冬からでも育てられるはずです。
ただし、いくら周年栽培可能といっても、ビニールでトンネルして保存する必要があるでしょう。
サラダセットの種まき(2017年1月2日)
冬に葉もの野菜を育てるために、ビニールでトンネルした畝に、サラダセットをすじまきしました。
数種類の種が混ざっているのがわかりますね。
サラダセットが無事に発芽(1月29日)
発芽が遅く、もしかして発芽しないかな?と思いましたが、無事に発芽しました。
ビニールでトンネルして保温してますが、やはり冬は生育が遅く、ここまですでに約一か月かかってます。
少し気になるのが、ビニールでトンネルしてるので、草の芽もたくさん出てきてます。
植え替え(3月16日)
種まきから二か月半が経ち、収穫できる大きさに育ちました。
この時期は収穫できるものが少ないので、嬉しいです。
でも、「この大きさで収穫してしまったら、すぐになくなってしまう...。」と思い、もう少し大きくすることにしました。
ところが、3月中旬ですので、次に栽培する野菜の準備をしなくてはならず、サラダセットを育ててる畝もそろそろ空けて、耕して畝を立てて次の野菜に備えなくてはなりません。
そこで、サラダセットを植え替えます。夏まで次の予定のない大根の跡地に苗を植えます。
大根の跡地です。株間がサラダセットにちょうどよく、防虫ネットもそのまま再利できるのでちょうどいいです。
草の中からサラダセットの苗を取り出しました。
エンダイブ、チコリ、クレソンを栽培したことがなくどれがそれらの苗なのかわかりませんでした。
サニーレタス、グリーンリーフ、サラダ菜は栽培したことがあり、見分けがつきました。
空いたところに適当に種まきしておいたサラダセットですが、立派な苗になりました。
生育中の様子(4月19日)
苗を植えたときに化成肥料をマルチの下にばらまきましたが、その後はとくに世話をすることもなく、適当に育てました。
すくすく育ち、そろそろ収穫してもよさそうですが、ここまできたらできるだけ大きく育てます。
サラダ類は病害虫に強く、とくに世話の必要もないので、育てやすいです。
いよいよ収穫!(5月3日)
サラダセットの種まきから4か月、真冬の1月に種をまいて育てて、立派に育ちました。
サニーレタスです。
グリーンリーフです。
サラダ菜です。
7種類のうち3種類になってしまいましたが、サラダセットを収穫することができました。
葉をかいて収穫すれば長く楽しめますが、そもそも株数が多いのと、そろそろトウ立ちがきそうなので、株ごと収穫してしまいます。
今は収穫できる葉もの野菜が少ないので、このサラダが収穫できるのは嬉しいです。