2011年に落花生の種を頂いて初めて栽培して、種とりを繰り返して今年に3代目を無事に収穫できました。その3代目(今年)の落花生の栽培の記録になります。
2011年のこと、お借りしている畑で「食べな」と落花生の実を頂きました。翌年にいくつかの種まき、種とりを繰り返しています。品種などは不明です。畑で何代にも渡って栽培されてきたでしょうから、オリジナルの固定種と言えるかもしれません。
今年も落花生の種まきが遅れた(2014年6月21日)
落花生や生姜やニンニクって、種まきや植えつけが遅れてしまいます。「遅れても育つ」と思っているからでしょうか。一方で、タマネギなんかは種まきや植え付けを適期内に確実に行ってます。「遅れたら失敗する」と思うからでしょうか。
そして、やはり今年も落花生の植え付けが遅れてしまいました。「6月に入ったらすぐに種をまこう」と思っていても、種をまいたのは6月の中旬ちょいを過ぎになりました。
雑草の中に、苦土石灰、化成肥料の元肥を入れて耕して、畝を立てて整備して、去年に収穫した落花生の種を一か所に2粒づつ埋めました。
種まきが遅れても無事に発芽(6月30日)
種まきが遅れましたが、無事に発芽しました。
落花生の種を2粒づつ埋めてますが、欠株することなくすべての個所で芽がでて揃いました。落花生は発芽率が高くて安心です。
元の品種は立性(もしくは半立性)の可能性が高い?!(7月9日)
ぐんぐん成長してます。落花生の草姿は分岐した枝が直立する「立性」と、分岐した枝が地を這う「這性(または伏性)」と、その中間の「半立性」とがありますが、育てている落花生は立性(もしくは半立性)のようです。
雑草に落花生が埋もれる(8月6日)
さらにぐんぐん成長しましたが、雑草もぐんぐん成長してます。マルチをしないで栽培すると、この時期は雑草に埋もれてしまいます。雑草が小さいうちはこまめに抜いてましたが、もう手に負えません。でも、放っておくと落花生の生育が悪くなるかもしれないです・・・。
種まきの遅れと雑草で心配してましたが、無事に花が咲きました。落花生はマメ科らしい形の黄色い綺麗な花を咲かせます。
地中の実が気になって試し掘り(8月28日)
通路の草を刈払機で刈ってました。
次々と開花してます。初めての開花から20日以上が過ぎてるだけに、先に咲いた花の子房柄が順調に伸びて地中に入り込んでます。
さすがにまだ早すぎるとは思いますが、地中の実がどんな状態なのか見たくて、試し掘りをすることにしました。
やはりまだ早すぎました。それっぽい形になるにはあと一月以上はかかりそうです。
ハクビシンにやられる前に収穫(10月25日)
今年も「ハクビシンに落花生がやられた」と聞いていたので心配でしたが、やられずに10月下旬を迎えることができました。もう少し畑に置いておきたいところですが、ハクビシンにやられる前にと収穫して持ち帰ります。
実がたんまり付いているわけではありませんが、一列(7m)の畝で作ったので収穫量は十分です。
持ち帰って犬走りで数日干して良く乾かして(夜はタヌキがでるのでしまいます)、来年に植え付ける実を選別して分けて、食べる分は少しずつ消費してます。