はじめて赤オクラを栽培しました。品種はベニーです。とくに難しいことはなくうまく育ち、たくさん収穫できました。やってみたかった「赤オクラの実は茹でると緑色になる」を確認することができて嬉しいです。
ベニーの種を注文
通販の楽天の「太田のタネ」さんにて、赤オクラのベニーの種を注文しました。
オクラは緑色の品種ばかりを栽培してきましたが、「赤いオクラがあったら彩が良いかな」と思いまして、赤オクラを栽培してみることにしました。
ベニーの特徴
ベニーは角形オクラで、莢の長さは8cm程度になります。草勢は旺盛で作りやすく、自家菜園に向いている品種です。赤オクラで莢は綺麗な紫紅色になりますが、熱を加えるとアントシアニンが分解されて緑色に変色します。
ベニーの苗作り(2015年5月8日)
オクラの種は皮が硬いので、一晩水に浸しておいてからポットに種をまきました。
(5月27日)ベニーの苗ができました。手前の列がベニーの苗です。奥の列は緑のオクラですが、赤オクラの方は茎が赤い色をしてます。
ベニーの苗を植え付け(5月27日)
ナス科の野菜を植えた畝の端に、ベニーの苗を2~3株づつ、株間を40cmで植えました。
生育中の様子(6月11日)
無事に活着し、大きな葉を広げてます。よく見ると、葉脈も赤い色をしています。
2週間おきくらいに追肥していきます。
ベニーの収穫がはじまる(7月7日)
暑くなってきて草の勢いが凄いですが、暑さを好むオクラも元気に育っています。手前が赤オクラのベニーで、奥が緑のオクラですが、今のところ同じように生育しています。
花が咲いて実を付けましたので、収穫をはじめます。
ますます元気に大きく(8月16日)
旺盛に育ち、たくさんの実を付けています。週末に畑に行って収穫してますが、とても収穫が追いつかなくて、実が大きくなりすぎてます。大きくなりすぎた硬い実は切り落とし、まだ小さい柔らかい実を収穫してます。
「赤オクラだから上手く育つかな?」と少し心配しましたが、ベニーの生育は旺盛で育てやすく、追肥以外はとくに手間はかからず、大きく育ってたくさん収穫できてます。
ベニーの赤い実を茹でてみた
茹でる前と、茹でた後のベニーの実です。
赤オクラの赤色はアントシアニンによるもので、加熱すると分解されると緑色になります。この変色を確認してみたくて、茹でる前と後の写真を撮って比べてみました。