今年は、紫色の大根、「紅しぐれ」を栽培してみました。栽培は簡単でした。酢に浸すと、ピンク色に変わるのも確認できて、大満足です。
「紅しぐれ」の種を注文(2014年8月23日)
大根の栽培は、防虫ネットをするようにしてから失敗がありませんので、今年は、変わった品種も一緒に育てて楽しむことにします。
大根の変わった品種といえば、大きさ、色、辛みですよね。育ててみたい品種が色々とありますが、まずは、紫色になる「紅しぐれ」を栽培してみます。
楽天で、「紅しぐれ」の種を注文しました。
「紅しぐれ」の特徴
紫色で、アントシアニンが豊富な大根です。大きさは小型で、種まきから60日頃から収穫できます。小型なので密に栽培でき、収穫も早く、ス入りも遅くて、栽培しやすい品種です。また、酢に浸すと鮮やかなピンク色に変わりますので、収穫してからも楽しめます。食感や色もいいので、サラダや甘酢漬けに最適です。
「紅しぐれ」を種まき(9月22日)
予定よりも少し遅くなりましたが、紅しぐれの種をまきました。
青首大根の耐病総太りと同じ畝で栽培します。畝の幅は1m前後で、紅しぐれは小型の大根ですから、3列の密にしました。大根の栽培では、シンクイムシによる被害の心配がありますので、種まき後に防虫ネットを張ってます。
「紅しぐれ」を間引き(10月11日)
防虫ネットを張って栽培していますので、害虫による被害はありません。
発芽率が良く、混み合ってきました。間引きします。
紅しぐれの間引き菜です。この大きさの間引き菜は、柔らかくて美味しいです。しかも、栄養も豊富なので、捨てずに持ち帰ります。
「紅しぐれ」を収穫(11月22日)
紅しぐれの首が十分に肥大しましたので、収穫を開始しました。
一般的な大根である青首大根と同じ畝で栽培して、防虫ネットをしていたので、害虫による大きな被害はなく、手間もかからなくて、簡単に栽培することができました。
酢に浸してみると、綺麗なピンク色に変わった
左は酢に浸していない紅しぐれ、右は酢に浸した紅しぐれです。特徴に書いてあった通りに、すぐに綺麗なピンク色へと変わりました。
厚く切って酢に浸して、色が変わるのを待っていたら、妻が「厚く切るよりも、薄く切った方がすぐに色が変わるよ」と言って、薄く切って浸しました。その通りで、薄く切ったものはみるみる綺麗なピンク色に変わり、子供も目を丸くして大喜びです。
これだけでも栽培した甲斐がありましたが、まだ畑にたくさんありますので、サラダや甘酢漬けで楽しんでいこうと思います。
実家に「紅しぐれ」をあげると、「知り合いにもあげる」と喜んでくれました。