大生姜を栽培してみましたが、手間もかからず、雑草にも負けず、差し上げる分も、家庭で使う分も、十分に収穫できました。
小生姜は、たしかに栽培しやすかったけど...
小生姜は、根が細かすぎて、料理に使うには今一でした。妻が、体温を上げたいとかで、毎朝、紅茶に生姜をすって入れて飲んでます。小生姜は栽培しやすくて、十分な量を収穫できましたが、絡みあった根の間の土を洗い流すのが大変でした。
そこで、今年は大生姜を栽培することにします。スーパーなどで売られているような、一般的な生姜というと、大生姜のことのようです。中生姜というのもあるようですが、大生姜の方が貯蔵に向いてるようです。
これは、去年に収穫した小生姜です。根が絡み合っているのが、見てとれるかと思います。
大生姜の種生姜を植え付け(2014年5月7日)
畝を立てて整備したところです。去年はマルチをして栽培しましたが、今年はマルチをしないで栽培してみます。
一月くらい前に購入した、大生姜の種生姜です。畑に植え付けることができず、放ってました。
バラしたところです。芽が2個~3個つくように分けるようですが、どれが芽か分からなくて、適当な大きさに分けてみました。
種生姜を畝において、位置を決めたところです。10cm程度に密に植えるようですが、間をあけて植えてみました。
大生姜の発芽を確認(6月30日)
マルチをしていないので、雑草が凄い育ってます。種生姜を埋めてから一月あまりが過ぎて、ようやく発芽を確認することができました。
大生姜の畝の除草を行う(1回目)(7月8日)
雑草に埋もれると、生育が悪くなるかと思いまして、雑草を取り除きました。
埋めた種生姜のほとんどが発芽しました。
大生姜の畝の除草を行う(2回目)(8月6日)
雑草にまた埋もれました。雑草の勢いが凄くて、手に負えません。
また除草をしました。
大生姜を収穫(11月8日)
植え付けが遅れたせいか、株間が広すぎたせいか、地上部はそれほど育ちませんでした。
大生姜を収穫したところです。地上部のわりには、地下部の根は育ってました。種生姜と比べて倍くらいの大きさになってます。種生姜は古根生姜といって、これも食べられます。今年にできた分は新生姜で、植え付けた種生姜は古根生姜です。古根生姜は新生姜よりも辛みが強いのが特徴です。
古根を含めると3倍になりましたので、家庭で使うには十分な収穫量となりました。
一度に収穫せず、株元に土を被せて保存してます。必要に応じて掘り上げて消費していきます。