キタアカリがどうのというよりも、今年はジャガイモの栽培に失敗しました。種芋の植え付けが遅れ、去年と比べて収量が激減しましたが、半分ほどは元気に育ちましたので、子供と芋掘りを楽しむことが出来ました。
収穫したキタアカリの芋は表面がつるりとしていて、皮の色は白みがかった黄色、コロッケにして食べましたが、肉の色は黄色く、ホクホクした食感で美味しかったです。
キタアカリの種芋を注文(1月27日)
通販の楽天のイケダグリーンセンターさんにて、キタアカリの種芋の3kgを注文しました。
とうやを好んで栽培してまして、とうやの種芋が手に入らない時は男爵を栽培しました。とうやも男爵も人気の品種ですが、そろそろ他の人気の品種も栽培して味わってみようと思いまして、同じく人気のキタアカリの種芋を注文してみました。
キタアカリの特徴
とうやや男爵は育てやすさで人気がありますが、売れ筋ランキングなどを見てみると、総合的に人気なのはキタアカリのようです。
キタアカリは男爵から品種改良された品種で、生育は男爵と同じで早く、収穫量は男爵にやや勝るとされています。芋も男爵に似ていて、黄色い肉質、ホクホクした食感、甘みがあるのが特徴です。煮崩れしやすいので煮物には向かず、粉ふきいもやポテトサラダに向いています。
キタアカリが届いた(1月30日)
イケダグリーンセンターで注文していたキタアカリの種芋が届きました。
ほどよい大きさで、シナシナなものや腐っているものはなく、良い状態の種芋のが届きました。
浴光催芽をして萌芽(芽出し)
早く芽を出させて暑くなる前までに収穫できるように、浴光催芽をして萌芽(芽出し)させます。窓際の陽が当たる場所にキタアカリの種芋を並べました。2週間~3週間陽に当てます。
植え付け(3月12日)
浴光催芽して芋からほどよく芽が出ましたが、植え付けが遅れ、種芋がシナシナになってしまいました。うっすらカビが生えてしまっているものもあります。
ちゃんと芽が出るか不安ですが、この種芋を畑に植え付けます。
準備しておいた畝にキタアカリの種芋を植え付けました。
せっかく、良い種芋が届いて、浴光催芽してほどよく芋から芽が出たのに、植え付け予定よりも2週間ほど遅れてしまいました。
芽が出た(出芽)(4月12日)
出芽(土から芽が出る)したのはまばらです。半分くらいは芽が出てないようで、芽が出ていても貧弱なものが多いです。ジャガイモは芽かきが大変だと思っていますが、今回は芽かきの必要はなさそうです。
生育中のキタアカリの様子(5月8日)
本来は畝を埋め尽くすほどですが、畝が見えてしまっています。出芽したときは貧弱で心配でしたが、元気に育っています。
生育中のキタアカリの様子(5月25日)
地上部の大きさはさほど変わりませんが、地下部の方は生育が進んでいると思われます。
キタアカリを試しに収穫(5月31日)
黒マルチをしているのと連日の暑さで、地上部が急に枯れだしました。
まだ少し早い気もしますが、試し掘りをしてみます。
ちゃんと芋が出来ていて安心しました。でも、大きい芋が多いようです。大きい芋が多い原因は、出芽しなかったものが多くて株間が広くなってしまったからだと思われます。
キタアカリを収穫(6月22日)
黒マルチを剥がしたところです。試し掘りで芋が出来ているのは確認しましたし、地上部がほとんど枯れたので収穫することにしました。
大きい芋が多いです。植え付けが遅れて種芋がしわしわになってしまった時は慌てましたが、なんとかキタアカリの収穫までこぎつけることができました。
男爵を改良してつくられたキタアカリですが、男爵ほど芽が深くはなく、収穫したキタアカリを見たときの第一印象は「つるりとして綺麗な芋だな」でした。
煮物には向かず、ふきいもやポテトサラダに向いているとのことでしたので、さっそくコロッケにして食べてみましたが、ホクホクした食感で甘みがあり、子供も喜んで食べました。
植え付けが遅れて出だしから失敗したので育てやすさは分かりませんでしたが、今後は男爵ではなくキタアカリの方を選ぶと思います。
それと、次回も通販で種芋を買うとは思いますが、これからは、よっぽど大きな芋でない限り、一個埋めにしようと思います。
キタアカリは芽が赤いのも特徴です。すっかり忘れていて、初めて見たときはびっくりしました。