からし菜には、葉からし菜、黄からし菜、サラダからし菜などの種類があります。
また、東洋からし菜、西洋からし菜にも分かれます。
東洋からしは葉を食用にしたり、からし、練りからしなどの原料に使われたりします。
西洋からしは、マスタードの原料に使われたりします。
一般的にからし菜といったら葉からし菜のことを指します。
今回育てたのは、ゴールデンフリルといって葉の切れ込みが深く、黄金色のような鮮緑で光沢があり、生食に適しているからし菜です。
見た目はミズナに似ていますが、ピリッとした辛い食感が新しく、サラダ、漬物、おひたしなど、どんな料理にも利用できます。
サラダからし菜の種
生でも食べられる西洋種のからし菜で、ゴールデンフリルの緑です。
ほかにフリルのパープル(紫)があります。
フリルなので、ちりめん状にちぢむ葉に深い切れ込みが入るタイプのからし菜です。
葉と茎に独特のピリッとした辛みがあり、シャキシャキとした食感が特徴で、生でも加熱してもおいしく食べられます。
ピリっとした味わいを加えたいときに万能な葉野菜です。
畑に直まき(2017年9月12日)
畑に苦土石灰を入れて寝かせ、元肥に化成肥料を入れて畝を立てて黒マルチを張りました。
黒マルチは雑草の抑制と地温確保のためです。
マルチを20cm間隔ですじ状にカットして、サラダからし菜の種をすじまきしました。
害虫対策
からし菜はアブラナ科・アブラナ属に分類される野菜なので、防虫ネットでトンネルしておいた方が安心です。
1回目の間引き(9月25日)
本葉が2~3枚になったので、混み合ったところを間引いて、株間を2~3cmにしました。
発芽が揃うか心配でしたが、発芽率がよく、きれいに揃いました。
今のところ病害虫にやられることもなく、順調です。
2回目の間引き(10月1日)
本葉が5~6枚になったので、間引きをして株間を4~5cmにしました。
間引いたものは他の葉もの野菜の間引き菜と合わせてサラダにして食べました。
栽培中の管理
防虫ネットをしているので害虫による被害はまったくなく、病気も出ていないので、とくに管理をするということはまったくありません。
種まきから間引きを2回しただけで、手間がかからなくて簡単に育てられます。
収穫(10月10日)
種まきから一月足らずで収穫できるほどに大きく育ちました。
ここからは間引くように1株おきに収穫していき、残した株を大株へと育てていきます。
まだ株が小さめなのでサラダでもおいしく食べられます。
ほかに、漬物、おひたしなど、どんな料理にも利用できるので便利です。
追肥をして大株へと育てて、葉をかきとりながら収穫していきます。
大きく育てて収穫(10月27日)
1株おきに収穫していたので、残った株が大きくなりました。
少しかたくてサラダには向きませんが、お浸しや漬物にするとおいしく食べられます。