ミニトマトを秋まで長く収穫するために、時期をずらして育てることにしたのですが、後半に育てたほうのミニトマトがまったく手をかけることができず、地這いになってしまいました。
キュウリは気温の高い夏場は地這いのほうが育ちがいいので、ミニトマトも同じように地這いで育てられないか?と思ってましたので、図らずして試すことになりました。
ミニトマトの原種は地這いだったので、もしかしたらミニトマトは地這いのほうがあっているのかもしれません。
定植(7月11日)
品種はアイコで、色は赤と黄色です。
種から苗を作りました。
少し徒長してしまったので、横に寝かせて植えてます。
茎が旺盛に伸びはじめる(8月3日)
ほんらいはすでに支柱を立てて誘引してますが、まったく手をかけられなかったので、放任で地這いになってます。
原種もこのように地這いだったはずです。
花が咲きはじめる(8月3日)
面白いことに、主枝は地面を這って伸び続け、わき芽は上へと伸びてます。
主枝はグングン伸びて絡み合ってます。
実がつきはじめる(8月20日)
順調に育ち、実をたくさんつけてます。
地這いであっても問題なく実をつけることがわかりました。
このまま収穫まで行ければ管理が楽です。
実が熟す(9月7日)
ここまで順調すぎて拍子抜けです。
いままで支柱を立てて誘引するという手間をわざわざかけてきたのに、ただミニトマトの苗を植えただけで収穫まで簡単にいけてしまいました。
よくよく考えてみれば、原種と育て方が大きく異なるのはトマトくらいです。
一部の実はマルチに触れてしまっていますが、思いのほか、花房が宙に浮いていて、わりと実もマルチに触れずにいます。
マルチに触れてしまっている実も、少し土がついてしまってはいますが、洗えば大丈夫そうです。
いよいよ収穫...できない
まさかの事態が起きました。
収穫しようとしたら、枝が邪魔で収穫できないのです。
ほとんどの実が枝の下になってしまっています。
枝をどかそうとすると、枝が絡み合ってしまっていて、バキバキと折れてしまい、どかすことができません。
収穫できたのは枝の外に出ている分だけです。
なんと、枝の下になっている実は収穫できないのです。
こまめにわき芽をかけばまた違ったのかもしれませんが、とくにわき芽が複雑に絡み合っています。
ここにきてようやく支柱に誘引する理由がわかりました。
地這いでミニトマトを育てると、実を手際よく収穫できないのです。
キュウリは蔓をどかせるし、数も知れてるのでなんてことありませんが、枝がどかしにくい上に、たくさんの実を収穫するのは難儀です。
最初は枝を丁寧にどかして少し収穫しましたが、収穫できない実が腐りはじめ、悪臭を放つようになったので、撤去することにしました。
収穫まで思いのほかうまくいっただけに、残念です。
次からはちゃんと支柱を立てて枝を誘引します。