長カブの「飛鳥あかね蕪」を育てました。
飛鳥あかね蕪は、根長20cm、根径2cmになる長カブです。
葉柄や外皮のあかね色と、あふれる香りとウマ辛さが特徴で、塩漬け、甘酢漬、麹漬、粕漬に適しています。
美しい色と味が特徴の長カブですが、種袋とはぜんぜん違うものができてしまいました・・・。
「飛鳥あかね蕪」の種を購入
育てる前に飛鳥あかね蕪について調べたところ、「幻」や「ひっそりと作り続けられていた」と書かれているので、もしかして種が手に入りにくい?と心配したら、サクッと買えました。
楽天:飛鳥あかね蕪 ナント育成
楽天の太田のタネさんで種を買うことができました。
種まき(2017年9月5日)
畑に元肥、苦土石灰を入れて耕し、畝を立て、黒マルチを張り、マルチを20cm間隔ですじ状にカットし、すじまきしました。
飛鳥あかね蕪は種まきから45日前後で収穫と栽培期間が短いので害虫の心配はあまりありませんが、アブラナ科の野菜でアオムシなどがつきやすいので、防虫ネットでトンネルして予防します。
1回目の間引き(9月11日)
種を2粒ずつまいたので、2本ずつ発芽して揃ってます。
双葉が開いたので、まずは2本のところを1本にしました。
2~3cm間隔で種をまいたので、今の株間は2~3cmとなります。
2回目の間引き(9月25日)
本葉が3~4枚になり、混み合ってきました。
1本おきに間引き、株間を4~5cmにしました。
3回目の間引き(10月4日)
防虫ネットでトンネルしてるので、今のところ害虫の被害はまったくなく、適切に間引きをしているので、病気も出ていません。
飛鳥あかね蕪は肩の径が2~3cmほどに育ったら収穫できますが、その大きさが小カブなのか中カブなのかが分からなかったので、中カブ扱いとして、もう一回間引くことにしました。
また1本おきに間引いたので、株間は約10cmとなっています。
飛鳥あかね蕪の間引き菜です。
葉柄も根もそれほど赤くないです。
これから赤くなってくるものでしょうか。
収穫(10月22日)
種まきから45日が過ぎ、地上部に出た根(肩)の径が2cm以上ありそうなので、収穫することにしました。
葉柄と根は赤みを増してきたようです。
間引きをしすぎたせいか、思ったより太く、思ったより短かったです。
それと、最後の間引きのときに比べると赤みを増してるように見えますが、種袋の写真にあるほど赤み(あかね色)はでてないです。
収穫したのはごく一部で、まだたくさんあります。
日が経つごとに赤みを増しているように見えるので、これからもっと赤くなるのでしょうか。