小カブの「あやめ雪」を育てました。
あやめ雪は、赤紫色と白色のコントラストで見た目が美しく、肉質は緻密で、甘みが強く、食味にも優れます。
赤紫色の成分は、ポリフェノールの一種アントシアンによるもので、抗酸化作用があり、生活習慣病の予防に効果があるとされています。
彩がきれいなので、サラダや浅漬けに適しています。
家庭菜園で人気があり、最近では直売所でもよく見かけるようになりました。
「あやめ雪」の種を購入
楽天:あやめ雪 サカタ交配
楽天の太田のタネさんで種を購入しました。
種まき(2017年9月5日)
畑に元肥、苦土石灰を入れて耕し、畝を立て、黒マルチを張り、マルチを20cm間隔ですじ状にカットし、すじまきしました。
小カブは生育が早いものの、アブラナ科の野菜で害虫がつきやすいので、防虫ネットでトンネルして予防します。
1回目の間引き(9月11日)
発芽がきれいに揃いました。
双葉が開いたので、葉が触れ合っているところを間引き、株間を2~3cmくらいにしました。
2回目の間引き(9月25日)
本葉が3~4枚になったので、2回目の間引きを行い、株間を5cmくらいにしました。
根径が1cmほどですが、肩の部分がうっすらと赤紫色になっています。
生育中の様子(10月1日)
害虫や病気の発生はなく、順調に生育しています。
根の径が1.5~2cmほどにふくらみました。
肩の部分の赤紫色がはっきりしてきました。
同じ小カブの「はくれい」より生育が少し早いようです。
収穫(10月17日)
種まきから一月半足らず、根がぎゅうぎゅうに混み合ってきたので、収穫を始めます。
あやめ雪は中カブまでとれる品種なので、間引くように1株おきに収穫しました。
赤紫色と白色のコントラストの美しさが目を引きます。