新しく畑をお借りして、うまく育たなくなってしまった野菜があります。葉野菜は変わらず全般的によく育ちますが、とくに実野菜は育たなくなりました。
トウモロコシも例外なく同じで、町民農園で栽培したときは種さえまけばうまく育ちましたが、新しく借りた畑では生育の様子を見ていて残念になるほど、失敗を繰り返してます。
当初は慌てました。おそらく、残肥の違いによるものだと思われます。肥料をあまり必要としな葉野菜は変わらずよく育ちますが、実もの野菜で、中でも肥料食いといわれるナスやトウモロコシは悲惨でした。そして、私はなるべく肥料を使わないようにしてましたから、なおさらです。
「新しくお借りした畑は肥料が少ないから育たない」、ではなくて、町民農園が肥料過多すぎたのです。町民農園では肥料を入れなくてもよく育ちました。肥料が多いと育たない、例えばサツマイモなどは肥料を与えなくても蔓ボケして失敗してしまうほどです。新しくお借りした畑は野菜によって調整できる状態にありますので、むしろ土が健全であるといえます。
残肥が少ない健全な土であること、トウモロコシは肥料食いであることに気が付き、最低限の肥料量を探るために少しづつ元肥や追肥を増やしていきまして、ようやく「これだ」って量を見つけました。
その「これだ」って量は、トウモロコシの一般的な施肥量と同じです(笑。
前置きが長くなりましたが、そんなこともあって、ようやく良質なトウモロコシの実を収穫することができました。
トウモロコシは株が大きく育てば、あとは害虫対策だけです。カメムシ対策にと畝の半分を防虫ネットで囲ってみて、足りなくて張れなかった残りには実に葡萄袋を被せてみました。葡萄袋は数枚しかありませんでしたので、いくつかの実にだけ被せました。
そして、やはりカメムシ対策をしていない実にはいますね。
カメムシがストローのような口を実に付き刺してます。間違いなくお食事中でしょう。これをやられると実が変色してしまいます。
カメムシ対策をしていない実は早めに、それと葡萄袋を被せておいた実をいくつか収穫しました。
久し振りにトウモロコシの良質な実を収穫することができて嬉しいです。家に持って帰ってさっそくゆでて食べましたが、甘くて美味しいにきまってます。
甘さを表現する案ら、「甘ーい!」って感じです(笑。
防虫ネットで囲ったトウモロコシなどがまだたくさんあります。今後の収穫が楽しみです。それと、糖度計を買って甘さを測ってみたいです。