追肥の与え方をマスターしよう

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野菜は、土づくりで元肥を施して育てるのが基本です。

生育などによって土壌中の肥料分が失われるため、不足した肥料分を補うために追肥を行います。

とくに生育期間が長い野菜では、生育するにしたがって肥料をたくさん吸収するようになるので、定期的に追肥を行う必要があります。

追肥のポイントは、野菜の生育に合わせて、必要なときに必要な量を与えることです。

また、上手に追肥を与え、りっぱな野菜を育てるには、それぞれの野菜の生育過程を知ることも大切です。

正しく追肥を行うことで、野菜の生育は促進されます。

追肥を施す時期

追肥を施す時期は野菜の種類によって異なります。

「野菜別の育て方」にある対象の野菜の育て方を参考にしてください。

ホウレンソウや小松菜、ラディッシュなどの生育期間の短い野菜は、元肥だけで生育できるため、追肥の必要はありません。

トマトやナスなど生育期間の長い野菜は、草勢を見ながら肥料切れさせないように定期的に追肥します。

白菜やキャベツなど結球する野菜は、球がこぶし大になるまでに追肥を終わらせます。

ジャガイモやタマネギなどは、収穫期に肥料が切れていないと品質が落ちてしまいます。

肥料は水に溶けて根から吸収されるため、追肥をしても雨が降らない効果がありません。

梅雨明け後の乾燥が激しい時期は、水をやって肥料を溶かすことも必要です。

追肥の与え方

野菜の根は伸びた根の先から養分を吸収します。

追肥するときは、株元ではなく、伸びた根の先端辺りの地表に施すのが基本です。

根の広がりは、葉の広がりにほぼ比例しますので、葉の広がりの下あたりの土の表面に施します。

はじめは株から少し離れたところに肥料を施し、生育にしたがって株間や畝の脇などに施します。

土の表面に肥料をばらまくだけでは雨で流されてしまうので、肥料を施したあと、軽く耕して土と混ぜます。

野菜によって適した追肥の施し方があります。

適した時期、分量、方法を守って与えましょう。

[化成肥料与え方]
株のまわりに手で溝をつくります。
溝に肥料を適量まきます。
溝に土を被せます。
軽く耕し土寄せをします。

[液肥の与え方]
市販の液肥を用意します。
使用方法にしたがって原液を水で薄めます。
ジョウロで株元に薄めた液肥をまきます。

野菜に適した追肥の施し方

[畝間に追肥]
トウモロコシ、インゲン、トマト、ナス、ピーマンなどの生育期間の長い実もの野菜。
畝間、もしくは畝の肩の部分に施します。

[列の間に追肥]
カブや人参などの生育期間の比較的短い野菜。
株元に触れないように、列の間に均一に施します。

[マルチをしてる場合1]
カブやニンジンなどの生育期間の比較的短い野菜。
株から少し離れたところのマルチを破って追肥します。

[マルチをしてる場合2]
夏野菜などの生育期間の長い野菜。
株間(通路)に追肥します。

追肥の種類

追肥に一般的に使われている肥料は、野菜の生育に必要不可欠な窒素、リン酸、カリを含む化成肥料です。

施す量は野菜によって異なります。

「野菜別の育て方」にある対象の野菜の育て方を参考にしてください。

肥料切れのサインがあるときなど、早い効き目を期待するときは、速効性の高い液肥を使用する方法もあります。

追肥をたくさん与えればよく育つ?

肥料を多く与えると、野菜にトラブルが起きる原因となるので、肥料の与えすぎはよくありません。

肥料の与えすぎは虫を呼び寄せたり、病気の原因になることがあります。

健康な野菜は、葉の色が淡い緑色をしていて、形のよい葉が広がっています。

窒素分の多い畑では野菜の葉の色が黒っぽい緑色になり、食べてもおいしくありません。

それどころか、硝酸塩を置く含み、体にもよくありません。

肥料をむやみやたらに与えるのは、逆効果になりかねません。

肥料をあまり必要としない野菜

枝豆やソラマメなどマメ科の野菜は、根粒菌と呼ばれる菌が寄生していて、空気中の窒素を直物に分け与えてくれます。

よって、通常の野菜と同じ量の肥料を施してしまうと、窒素過多になって葉ばかりが茂って実がつかなくなります。

サツマイモも肥料をやりすぎるとつるボケしてイモが太りません。

肥料過多になってしまったら

何年も畑に肥料を入れていると、どうしても肥料分が蓄積されて多くなってしまいます。

野菜の生育にばらつきが出てきたら、クリーニング植物と呼ばれるトウモロコシやムギなどを作ると、畑に蓄積された肥料分を吸い取ってくれます。

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