里芋を大きく育てるために知っておきたいこと

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株が大きく育たず、芋も小さい

「里芋が大きく育たない」と悩んでいる方はとても多いと思います。

「里芋の株が大きく育たない・・・」という方や、「芋の数が少ない」という方に向けて、里芋の栽培を始める知っておきたいポイントをまとめました。

株が大きく、収量も多い

形がよく、大きい種芋を選ぶ

小さい種芋を植えると、株が大きく育たず、収量が上がらない傾向にあります。

種芋はキロ単位で売られていることが多く、「小さい種芋を選んだ方が畝に多く植えられる」と思うかもしれませんが、小さい種芋では株が大きく育たず、たくさん植えても、貧しい収量になってしまいます。

種芋は、腐敗や傷のない、50~60gくらいの大きさで、丸くてふっくらとしたものを選びましょう。

形のよい大きい種芋

連作をしない

里芋は連作を嫌い、繰り返し同じ場所で栽培するとセンチュウなどの害虫による被害が発生します。

里芋を育てた場所は3年~4年(できれば5年以上)はあけましょう。

早植えしない

里芋の生育適温は25~30℃と高く、夏の暑さでも良く育ちますが、寒さや霜にはとても弱いため、地温が高くなってから植えます。

種芋の植え付け適期は4月中旬~下旬ですので、必ず守りましょう。

土寄せをしっかり行う

土寄せをしっかり行う

種芋の上に親芋がつき、親芋を囲むように子芋がつきます。

土寄せを行わないと、子芋が地上に露出して日光にあたり、芋の肥大が抑制され、緑化し、品質を著しく落とします。

定期的な土寄せを行い、株元を観察しながら、子芋が露出しているであれば、土寄せをしましょう。

ただし、土を厚くかけすぎると長い芋になってしまうので、土寄せは子芋が土に隠れる程度で十分です。

夏場の水やり

里芋は熱帯が原産で乾燥を嫌います。

乾燥しすぎると、生育が悪くなり、収量や品質を落とします。

梅雨明け前から除草した草や藁で株元を覆って保湿し、夏場も乾燥する時期は、7~10日くらいの間隔で朝か夕方に水やりを行います。

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