秋の種まきや植えつけの作業が終わると、菜園もだいぶ落ち着いてきます。
冬に行う野菜の手入れとしては、来春に収穫するエンドウやソラマメなどの防寒や追肥くらいです。
空いたところは順次片づけ、有機物をたっぷりと入れ、スコップやクワで表面と裏の土をひっくり返しておきましょう。
冬の作業
厳寒期の冬は、新たに種まきできる野菜はなく、畑での作業は少なくなります。
空いた時間を利用して、1年間の栽培計画を立てましょう。
12月であっても、白菜、キャベツなどのアブラナ科の野菜には、モンシロチョウやヨトウムシなどのイモムシによる被害が出ます。
防虫ネットでトンネルしていてもこまめに観察し、見つけしだい駆除します。
1月、2月になると、収穫できる野菜も少なくなり、大部分の畝が空いてきます。
収穫の終わった畝は、マルチを早めにはがして持ち帰り、残渣(ざんさ)なども早めに片づけ、土づくりを行いましょう。
冬の栽培カレンダー
種まき・育苗 | 植えつけ | |
---|---|---|
12月 | なし | なし |
1月 | なし | なし |
2月 | なし | なし |
12月 害虫駆除や収穫作業が中心
新たに種をまいたり苗を植えることのできる野菜はほとんどなく、害虫駆除や収穫作業が中心になります。
収穫の終わったところは、残渣を片付け、マルチをはがして処分し、順次片づけていきます。
片づけの終わったところは、天地返しをしておくとよいでしょう。
[主な作業]
- 収穫
- 片づけ
- 害虫対策
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1月、2月 春から育てる野菜のための準備
畑に新たに種をまける野菜や、植えられる野菜はほとんどなく、収穫できる野菜も少なくなります。
秋に種をまいたエンドウやソラマメなどに追肥や防寒対策を行います。
この作業の少ない時期を利用して、1年間の作付計画の作成や、畑の片づけ、土づくりなど、春から育てる野菜のための準備をしておきましょう。
[主な作業]
- 作付計画を作成
- 畑の片づけ
- 道具の手入れ
- 土づくり
- 栽培中の野菜の防寒対策
- 生育中の野菜に追肥
- 雑草取り
- 春にまく種を注文
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