タマネギの茶色い皮にはポリフェノールの一種であるケルセチンが豊富に含まれています。
タマネギはもともと白い色をしていますが、光が当たると細胞にダメージを受けてしまうため、茶色い皮に変えて太陽の光から細胞を守っています。
この茶色の素になっているのが、ケルセチンという色素です。
ケルセチンには強い抗酸化作用、抗炎症作用があるといわれており、抗酸化作用は動脈硬化、心筋梗塞等などの効果がうたわれ、抗炎症作用は花粉症やアレルギーに効果があるといわれています。
今では、タマネギの皮の粉末や、タマネギの皮のお茶などが市販されています。
そのほかにも、タマネギの皮は草木染にも利用されています。