ジャガイモの芽(発芽部分)にはソラニンという有害物質が含まれています。
皮の部分にもソラニンが含まれることもあり、光が当たって皮が緑色になった部分にはソラニンが多く含まれることもあります。
未熟なジャガイモにもソラニンが多く含まれているといわれています。
ソラニンは加熱しても完全になくなることはありません。
ソラニンを摂り過ぎると下痢や吐きけ、めまいなどの中毒症状を起こします。
ソラニンを大量に摂取しなければ中毒にはなりませんが、子供は大人に比べて中毒を起こしやすいので注意が必要です。
光に当たると芽が出やすく、皮も緑になりやすいので、新聞紙に包んだり、紙袋などに入れて、涼しくて光の当たらない場所で保存します。
ジャガイモを食べて中毒にならないために、以下の点に注意しましょう。
- 芽は完全に取り除く
- 子供が食べるときはなるべく皮を剥く
- 緑色の皮は厚めに剥く
- 未熟なものは食べない
- 光の当たらない涼しい場所で保存する