家庭菜園コラム

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市民農園は、東京の人にもおすすめです

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東京に住んでいると、便利なこともある反面、都会の嫌な部分も目に入ります。

空気は悪いですし、食の健康とは程遠いですし、ジャンクな食品もたくさんあります。

また、田舎が懐かしいなあとか、田舎に行ってみたいなと憧れる人が増える気持ちもわかります。

そんな人におすすめなのが、市民農園です。

市民農園は、10平米や15平米の単位で、月額でレンタルが可能です。

スタッフに聞けばなんでも教えてくれますので、初心者でも大丈夫なのです。

数多くの市民農園がオープンしており、どれだけ土に触れたいというニーズが高いのかがよくわかりますね。

市民農園は、好きな野菜を植えることができます

農園を借りたら、そこをどう使おうと自由です。

あなたの好きな野菜を植えてください。

最初は、自分の区画の畑を耕すところから始めます。

結構大変な作業ですが、なんとか頑張って耕してみてください。

友人と一緒にやるのもありですね。

植えたい野菜を考えつづ、耕していくとやる気がでるかもしれません。

ナス、かぼちゃ、きゅうり、ネギ、とうもろこし、さつまいもなど、さまざまな野菜のタネを持ってきて、スタッフと相談してみましょう。

シーズンの問題もありますし、タネからだけでなく苗から植えて育てることも可能です。ぜひともやってみてください。

虫に注意です、でも虫を避けることはできません。

都会の人が慣れていないことがひとつあります。

それが、虫の問題です。

ぶんぶんと飛び回り、なかなかのストレスです。

でもこれは、自然と向き合って農業をしていく上で、避けることはできない問題なのです。

ですので、慣れてください。

無理して殺虫剤や農薬で殺そうとすると、農園で農作業している意味がそもそもなくなってしまいますよね。

自然に豊かに農園を耕し、健康的な野菜を育てるには、こうした虫との付き合いもうまくやっていくしかないのです。

畝を整えよう、マルチングを施そう

ただ適当に耕していくだけでは良くありません。

畝を整える必要があります。

雑草等をまずは抜いて、農園の位置を決めます。

スコップで土を掘り起こします。

スコップで周囲を掘り起こしたら、クワでさらに土を耕します。

20センチ~30センチの深さの土と表土を反転させるようにします。

力を入れずに耕すには、あまり高くに振り上げず、刃の部分の重みを利用して振り子運動によって耕していくといいでしょう。

堆肥や肥料を投入し、土壌の酸性度をチェックします。

pH数値をはかって、作物に適した酸性度をキープしましょう。

だいたい、5.0~6.5がじゃがいもやとうもろこし、6.0~8.0はほうれん草、いんげん、たまねぎ、きゅうり、など、7.0~8.0はえんどうやアルファルファなどが適しています。

そして、石灰や堆肥を投入し、土壌をよく慣らします。

山を作って、表面をシャベル等で慣らしていきます。

大きな土塊を砕いて、さらに土を細くするとよいでしょう。

その後は、マルチングです。

マルチフィルムを地面にしっかりと固定することがもっとも重要です。

風で飛ばされないとか、シート押さえだけではなく、フィルムのすそを埋めてマルチの四方をしっかりと固定しましょう。

仮支柱をたてて、誘引しよう

タネを植えたら、仮支柱を立てます。

苗がまっすぐ成長できるようにするのです。

誘引して、支柱と茎をわらのヒモで結んでまっすぐに育てます。

ゆるくすることがポイントです。きつく結ぶと茎がおかしくなります。

ある程度自由さを持たせて、自由にのびのび育ててあげたいですね。

市民農園は奥深い!

市民農園の世界は奥深いです。

またコラムを書きますのでぜひ見に来てください。

(文/渡邉ハム太郎)

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