今回はとくに虫嫌いの男女に読んでいただきたい記事です。
虫って嫌なものですよね。
夏場は特に虫が嫌で、外に出るのが億劫になること、あると思います。
そして、冬場だからといって安心はできません。
部屋があたたかいので、思わぬ虫がすまっていること、あるんです。
でも、虫が出たからといって殺虫剤を振り回すのも抵抗がありますよね。
しかし虫は嫌だし、どうしたら良いのか、悩んでいることもあると思います。
虫よけには、実はハーブが効くことをご存知でしたか?ハーブには虫たちを遠退ける効果があるのです。
虫が嫌いでも、ハーブは好き。
そんな人もいるのではないでしょうか。
今回はそんな方々のために、ハーブのご紹介です。
育てやすくて、なおかつ虫よけ効果のあるハーブを使って、ぜひ快適に過ごしてみてください。
種や苗は園芸店で買うこともできますし、通販などもあります。
ペパーミントなら、メンソールが虫よけ効果
ペパーミントは、育ちやすいのでどちらかというと初心者におすすめです。
ただし、鉢植えで植えなければなりませんよ。
自宅の庭に植えてしまうと、もうれつな勢いで育ちますので、大パニックになってしまいます。
育ちすぎて自分で消費できないぐらい育ってしまいますから、ペパーミントは鉢植えで!を絶対にお願いします。
虫にも強く、少なめの肥料でも思い切り育つぐらい育成力が強いのです。
あまり手間をかけて育てても、香りが反対に弱まってしまうことがあるのをご存知ですか。
なので、放置して育てるぐらいがベストのハーブです。
ハーブティにも最適ですし、ペパーミントはただガムのようにかんでみても、口の中をすっきりとした味わいにしてくれますので楽しいですね。
チョコレートを湯煎してパーミントを溶かしても良いでしょうし、いろいろな使い方が考えられます。
そして何より、メントールが含まれていますので、虫よけに最強の効果を発揮するのです。
鉢植えをぜひ窓辺においておきましょう!香りも非常に爽やかですし、気持ちの良いハーブですよ。
ただし、ペパーミントは乾燥をいやがります。
よって、土の乾かないうちにお水をしっかりとあげて、乾燥して死んでしまわないように気をつけてください。
さらに、肥料はそれほど頻繁に上げる必要はありません。
2,3ヶ月に一度程度、肥料をあげるようにしてください。
それだけで、ぐんぐん育ってくれますのでおすすめのハーブです。
ハッカはさらにメントールの含量が多い!
そして、ペパーミントで虫除けの効果を実感できたら、今度はハッカもおすすめです。
ハッカはキャンディなどで使われるので、味がどんなのかイメージが付く人も多いのではないでしょうか。
ハッカはペパーミントよりもさらにメントールの含量が多く、よりすっきり感が強くなります。
ペパーミントはやや甘みを感じるのに対して、ハッカはもっと明瞭な感じがするのが特徴的です。
よりキレが強いといいましょうか、切れ味の強い爽快感があるのがハッカの魅力ですね。
ペパーミントと同様、育成力が強く、放置していても育ちます。
こちらも、3ヶ月に一度程度の肥料やりでぐんぐんそだっていきます。
ハッカも、庭に植えるのは避けてください。
ベランダの鉢植えに植えてあげるのが一番です。
ぐんぐん育ってくれて、夏には気持ちの良いベランダに成長してくれますよ。
ニオイがすっきりしていて爽快感が強いので、気持ちよくベランダをオープンできるのではないでしょうか。
庭で育てる場合も、鉢植えを使用してくださいね。
そうでないと、庭を全部ハッカが埋め尽くして、処分するのが大変になってしまいます。
足の踏み場もなくなりますし、ニオイが大変なことになりますので、鉢植えでやりましょう。
これは忘れないでください。
基本的に、ハーブは生命力が極めて強いので、台所の隅っこで小さな鉢植えで育てるのがおすすめです。
乾燥に強いタイムもおすすめ
タイムというハーブもおすすめです。
タイムは乾燥に強く、あまり水を上げなくともぐんぐん育ってくれるので、手間がかかりませんね。
それほど水を頻繁に上げる必要がないのが特徴です。
そして、土に植えていると思いますが、その表面が渇いたかな?と思ったタイミングで水をあげる程度で十分です。
乾燥した土が非常に好きなのがタイムなのです。
タイムは料理にもよく使われます。
においけしの効果がありますので、プロの料理人もよく使っています。
ハエ・ダニ・蚊といった小さな虫さんたちを寄せ付けない効果があるので、日常生活に取り入れたいハーブのひとつです。
たしかに、タイムのある家では、コバエなどを見かけないことも多いのではないでしょうか。
水を好むバジルもおすすめ
バジルは非常によく知られたハーブではないでしょうか。
ピザに入っていることも多いですし、パスタなどにも使うことがあります。
ハエや蚊・ダニに強く、虫よけの作用がありますので、バジルは食べるだけでなく虫よけにも使える優秀なハーブです。
バジルは水を好みます。
タイムとは違って、たっぷりのお水をあげてください。
気温があがってくると、ついつい土が乾燥してしまいがちになりますので、水やりを忘れず、たっぷりのお水でうるおしてあげて、育てるというスタンスでいると良いと思います。
スイートバジルとも呼びますので、聞いたことがある人も多いのではないでしょうか。
香りのうるわしいラベンダー
香りがとてもうるわしく、さっぱりとしていて気持ちの良いラベンダー。
北海道のラベンダー畑でも知られていますね。
そのラベンダーなのですが、北海道が有名なように、あまりに暑いところは苦手なのです。
そして、冬場も元気に過ごしていますので、夏場はあまり陽の光があたらないところに設置してあげるのがおすすめです。
反対に冬では日光を浴びさせてあげましょう。
お水をあげるタイミングは、土をそっと触ってみて、乾燥したらお水のタイミングです。
ラベンダーはいい匂いがするだけでなく、ハエ・蚊、蛾などにも効果があるとされます。
蛾はいやなので、効果があるのでしたら嬉しいですね。
ぜひともラベンダーも育てる選択肢にいれてみてください。
そしてあの口に出したくない虫を避けるには、ニーム
ニームというハーブをご存知ですか?インドのニームは、暑さに強いのですが寒さにはとても弱く、室内で育てるものです。
あの、口に出したくない恐ろしい虫にも、効果があります。
つまりゴキブリです。
害虫に作用するので非常にありがたいハーブとなります。
窓辺でぜひ育てましょう。
嫌な害虫が入ってこなくなりますよ。
たんすに葉っぱを入れておくことで、防虫効果も見込めますので、かなり万能なハーブとなります。
ベランダで育てることは非常に難しいので、ぜひ室内で育ててあげてください。
ニームを苦手とする害虫は非常に多く、数百種類もの害虫に効果があるとされます。
非常に有益なハーブなので、おすすめです。
ハーブを育てよう
ハーブは意外と簡単に育ちます。
育成力が強いものばかりなので、ナイーブな味のわりに、頑丈にできているのが頼もしいですね。
ぜひともハーブを育てて、いやーな虫を寄せ付けないようにしてください。
ハーブは虫よけにおすすめです。
通販や園芸店で買うことができるので、育てやすいハーブを見つけて、ぜひ料理や虫よけに使ってみてくださいね!
(文/渡邉ハム太郎)