ピーマンをキライなお子さんは多いと思います。
ですが、ピーマンはとっても栄養が豊富。
ビタミンCなどが多く含まれています。
そのため、工夫して食べてもらいたいですね。
たとえば、チーズを詰めて豚肉のスライスで巻き、揚げ焼きすると、お子さんでも美味しくピーマンをいただけるようになります。
ピーマンには、高血圧、疲労回復、動脈硬化、風邪の予防などができる働きがあり、健康増進に大いに役立つのです。
そのため、ピーマンは成長期のお子さんからお年寄りまで、幅広く食べていただきたい野菜です。
ピーマンは、フランス語で、「ピマン」と言います。
フランス語で「トウガラシ」という意味を持ち、南米が原産地のトウガラシの一種なのです。
トウガラシの仲間だったのですね。
これは意外だったのではないでしょうか。
ナス科の野菜なので、トマトなどと同じですね。
ピーマンは、とくに栄養価が豊富で、ビタミンCを数多く含んでいます。
ビタミンCはご存知の通り、風邪の予防などに効果があります。
そして、ビタミンCの含有量は、トマトの4倍!とってもすごいんです。
ですが、ピーマンは青臭く、若干苦味がありますので、苦手だという人も多いと思います。
そこで、理想のピーマン料理を考えてみました。
サラダが理想!
できれば、ピーマンは生野菜のままサラダにして食べるのが良いでしょう。
それでも、生っぽいものはいやだ、という人は、焼いたり煮たりして食べましょう!
一番おすすめは、レンジでチンすることです。
「無限ピーマン」って知ってる!?
「無限ピーマン」とは、2015年7月に、Twitterで話題になった、「無限にピーマンが食べられる」というレシピです。
調理方法は簡単で、ボウルに刻んだピーマンとシーチキンをいれ、鶏ガラスープとごま油をかけて塩コショウをフリ、レンジでチンするだけの簡単料理です。
これがコクが出て非常に美味しく、無限にピーマンが食べられるとして人気を呼びました。
しかも、お惣菜として使えるので、お弁当や晩御飯などのちょっとした料理にも最適なのです。
無限ピーマンは、ごま油の代わりにマヨネーズをかけても美味しそうですね。
いろいろなアレンジが考えられると思います。
無限ピーマンを食卓にあげれば、ピーマンがキライなお子さんでも、ピーマンをたくさんそれこそ無限に食べてくれるのではないでしょうか。
「無限ピーマン」というネーミングも相まって、大ヒットしたレシピです。
クラシルで紹介されていた、ピーマンの豚肉巻き
ピーマンの肉詰めに飽きた人には、逆にピーマンをお肉で巻いてしまう調理もおすすめです。
縦半分にカットしたピーマンにチーズを詰めて、豚肉のスライスでくるくると巻き、フライパンで焼き上げるのです。
外側が豚肉になっているので、ピーマンの肉詰めよりも口にしやすく、中にとろけるチーズが入っているので、お子さんも大喜びしますよね。
これは、1分料理動画のクラシルで紹介されていました。
クラシルのことはまた紹介したいです。
デリッシュキッチンなど、今は1分料理動画がブームなんです。
格安で作れる!ピーマンの肉詰め
ピーマンの肉詰めは、ピーマンの青臭さが強化されるので、子供さんは苦手な人が多いかもしれません。
ですが、調理工程が簡単なので、一緒に作ることができます。
豚ひき肉と牛ひき肉の合い挽きミンチを買ってきて、塩コショウしてピーマンに詰めるだけ!簡単で美味しいピーマンの肉詰めの完成です。
青臭さを消して天然のしょっぱさを。ピーマンとしらすの和物
刻んだピーマンをごま油で炒めて青臭さを消し、しらすを和えることで、天然のしょっぱさがついたお惣菜になります。
これなら、しらすのカルシウムも取れていいですね。
こちらも食卓にはのせておきたい料理となります。
ピーマンだけで料理も可能!
ピーマンだけを使った料理もできます。
サラダ油でピーマンを炒めて、本だし、醤油、酒、みりん、砂糖で味付けして、汁気が飛ぶまで火で煮込みます。
これによって、ご飯が何倍でもいただけるピーマン料理の完成です。
お好みで、かつお節をふったり、胡麻をふったりしてもいいですね。
また、サラダ油ではなくごま油で炒めても、豊かな香りがしてとても美味しいのです。
子供がキライな野菜第1位はナス
オリコンが調べた、「子供がキライな野菜」の第一位は、ナスだったそうです。
ですが、ナスも口内炎やしもやけ、がんや高血圧、動脈硬化、眼精疲労などに効果のある優れた野菜です。
ナスは油をよく吸うので、天ぷらや油炒めなどの油を使った料理に最適です。
焼き茄子だけにしてもとても美味しいでしょう。
なぜ子供はそんなにナスを嫌うのでしょうか?
それは、やはり若干、青臭さがあるからだと思われます。
ですが、漬物などにも適しており、煮物や炒め物などにも使われる、万能野菜の一つとなります。
豚バラとの相性は無敵!
豚バラを使って、ナスやピーマンを調理すると、無敵の味になると思いませんか?
たとえば、豚ナスピーマン味噌炒め。
豚バラの薄切りをサラダ油で炒めて、そこにナスとピーマンをいれます。
にんにくとショウガでコクを出したら、味噌、醤油、砂糖、みりん、酒で味付け。
ナスが油を吸うので、途中で水を足すのも忘れずに。
とっても美味しくて、バクバク食べられちゃいます。
お子さんがいくらナスとピーマンがキライだと言っても、豚肉の味噌炒めの味わいがインパクト抜群なので、すんなりと食べることができます。
ナスとひき肉のカレーなどもおすすめ!
お子さんが食べられる野菜としては、ナスとひき肉のカレーなどもおすすめです。
カレーのひき肉にあわせて、ナスも細かく刻みましょう。
ブロックの小さなかたまりに切ったあとは、ひき肉をよく炒めて、ナスを加え、ひき肉の肉汁をよく吸わせます。
できれば、オリーブオイルで炒めると、より風味がますでしょう。
コンソメやソースなどを隠し味に使っても、美味しく仕上がりますよ。
ナスは非常に栄養分が豊富なのです。
なすの煮物
ナスだけを使って、簡単な煮物もできます。
ナスを乱切りして、水気をよくふいておきます。
サラダ油を使って、フライパンでナスを炒めます。
水をヒタヒタに入れて、砂糖と醤油で煮込みます。
醤油は、濃口醤油がいいですね。
なすがほんのり照りがでてきたら完成です。
冷めたぐらいのタイミングがもっとも美味しく、いただけます。
煮込むときにはふたをせずに、油をしっかりと使ってつくるのがポイントとなります。
ナスやピーマンは栄養が豊富!絶対子供にも食べてもらいたい
ナスやピーマンは家庭菜園で気軽に作れます。
そのため、自宅で作った野菜なら、嫌がらずに子供が食べてくれた!というケースも多いのです。
自宅で、苦味の少ない、無農薬の大切に育てられた野菜を食べましょう!
家庭菜園で野菜を作れば、おいしい野菜がいただけます。
子供さんがキライだと言っているNo1のナス、そして子供が苦手な野菜の定番、ピーマンなどは、栄養価が豊富で、風邪知らずになれます。
元気にそとで遊び回る子供さんのためにも、ナスやピーマンを家庭菜園で作りましょう!おいしい野菜で、健康になりましょう。
見た目からは想像がつかないぐらいに、体にいい栄養素がたくさん含まれているので、ぜひ子供さんに食べていただきたい野菜となっています。
(文/渡邉ハム太郎)