家庭菜園コラム

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子供が好きな野菜No1はとうもろこし!2位はじゃがいも、3位えだまめ

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トマトジュースなどで有名なカゴメが調査したところによりますと、子供が好きな野菜をランキングにすると以下のとおりだそうです。

【子供の好きな野菜】

1位:とうもろこし
2位:じゃがいも
3位:えだまめ
4位:さつまいも
5位:きゅうり
6位:トマト
7位:ブロッコリー
8位:にんじん
9位:かぼちゃ
10位:ダイコン

となりました。

どれも家庭菜園では手軽に作れる野菜ばかりですね。

ちなみに子供がキライな野菜のランキングは、以下の通りになりました。

【子供が食べてくれない野菜】

1位:なす
2位:ピーマン
3位:しいたけ
4位:水菜
5位:オクラ
6位:ニラ
7位:エリンギ
8位:ねぎ
9位:トマト
10位:アスパラガス

だそうです。

なかなか、親御さんも野菜を食べてもらうのに苦労している様子が手に取るようにわかります。

ナスやピーマンなどは、大人になっても苦手な人が多いのですが、調理を上手に行うことによって、ナスやピーマンを美味しくいただくことができます。

豚肉やチーズなどと組み合わせて、うまく調理することがポイントです。

とうもろこしを育ててみよう!

さてさて、子供がもっとも食べたがるとうもろこし。

もぎたてを食べるととっても美味しいので、子供さんにとれたてを食べさせてあげたい野菜のひとつとなります。

とうもろこしは、初夏に植え付けして、夏場にかりとります。

とうもろこしは、陽の光を好み、日陰は嫌なようです。

ですので、畝を作るときは、太陽がいっぱい当たるように、北と南を結ぶように畝を作って下さい。

とうもろこしは根が深く、肥料をよく吸収します。

それによって、美味しいとうもろこしができるようになるのです。

そのため、深く耕すことが重要です。

株の合間は30センチほどあけると良いでしょう。

ペーハーは6程度になるよう調整しましょう。

ポットから育てるのが楽ちん

とうもろこしを発芽させて、種から育てるのは結構大変です。

そのため、育てることに集中できるよう、ポットを買ってこられるのをおすすめします。

ポット入りの苗は、ポットから外して土ごと植えて、草丈が15センチ程度になったら、30センチ間隔で植えます。

水はたっぷりとあげましょう。

太陽を好むので、2列に植えます。

とうもろこしは他家受粉のため、他の株の花粉で、自ら受粉するのです。

そのため、2列にして植えるのがベストです。

3列だと日陰になってしまい、上手に育たないことがあります。

ともろこしの天敵と、コンパニオンプランツ

とうもろこしには、天敵であるアワノメイガが寄生しますので、コンパニオンプランツを植えると良いでしょう。

コンパニオンプランツを植えることによって、虫がよりつかなくなります。

たとえば、マメ科のインゲンやエダマメなどが良いでしょう。

一緒に混ぜて育ててみてください。

エダマメは子供の好きな野菜3位にも入っているので、子供さんも大喜びですね。

わき芽かきはしないほうがよい

わき芽かきは、したほうが良い野菜と、しないほうが良い野菜があります。

とうもろこしは、わき芽かきはしないほうが良い野菜の一種です。

たくさんの葉っぱがあることによって、光合成が促進されて、野菜の成長が促されます。

とうもろこしの実も大きく育ちますし、栄養素が豊富なみずみずしい野菜に育ってくれます。

むかしは、とうもろこしもわき芽かきを行っていたのですが、長年の研究の結果、してもしなくてもあまり大差ないことがわかってきたのです。

そのため、手間を省くためにも、そのままにしておくことが推奨されています。

わき芽かきは、そのまま放置しておくと、わき芽が成長して他の部分の養分と水分を吸収し、成長を阻害してしまう可能性があります。

一株あたりの品質が低下してしまうので、わき芽かきは頻繁に行われていました。

メインの株・茎をひとつにして、実を豊かにすることができるようになります。

しかし、わき芽かきをしてしまうと、支点がずれて、倒れてしまう可能性が増えます。

とうもろこしは、小さいうちにつむことで、ヤングコーンとしても

とうもろこしの実は、下の方にできた小さめの実をつむことで、ヤングコーンとしても食べることができます。

まだつぶつぶは小さいので、焼いたりカレーに入れたり、サラダにしたりして楽しむと良いでしょう。

とうもろこしは倒れやすいので、支柱が必要

とうもろこしは背丈が高くなります。

そのため非常に倒れやすいのです。

根も張るのですが、風などが吹くと、すぐに倒れてしまいます。

支柱を立てて、ヒモでくくっておいてあげると、倒れにくくなります。

少しぐらいの強風なら、支柱を立てることで防ぐことができます。

さすがに台風のときなどは難しいのですが、それでも、いくらかダメージを軽減できることでしょう。

とうもろこしは、収穫後すぐに食べよう!

とうもろこしは、収穫して数時間も経つと、甘みが落ちてきてしまいます。

そのため、すぐに食べるようにしましょう。

ヒゲが茶色くなっていたら、食べどきです。

少し上部の皮をむいてみて、実のふくらみを見てみましょう。

また、少し押してみると、実がたっぷり詰まっているような感覚があったら、それは食べどきです。

できれば、すぐに茹でて、そのままいただきましょう!砂糖醤油をつけても美味しいと思います。

子供さんはすぐに食べてしまいますので、どんどん収穫して、採れたてのとうもろこしの味を体験させてあげましょう。

採れすぎて即座に食べられない場合は、冷凍して保存しておくと良いでしょう。

とうもろこしは、プランター栽培もできる!

とうもろこしは、プランターでも栽培できます。

意外と荒れ地でも育つぐらい、丈夫な作物です。

育てるのが難しいように思えますが、実は初心者向けの野菜でもあるのです。

日当たりが良ければ、プランター栽培でも、十分に育てることができますよ。

どんどん育っていくので、毎日成長が楽しみになると思います。

良い苗を選ぼう

とうもろこしを育てるには、いい苗を選んでくることが肝心です。

本葉が3枚より少なくて、茎が太いものを選びましょう。

色が濃くて、丈夫に育っているものを選ぶと良いと思います。

あまり育ちすぎていると、植え替えるときに傷む可能性があります。

プランターは、60センチ以上の大型のものを買いましょう。

とうもろこしは大きく育つので、深型で大型サイズのプランターが最適です。

根が深くまで張るので、あまり浅型だと、うまく育ちません。

市販の培養土を使って、簡単に育てることができますよ。

ホームセンター等に行くと、培養土や苗が手に入ることでしょう。

とうもろこしは意外と簡単!子供にも食べさせたい

子供が一番好きな野菜No1は、とうもろこしとなりました。

甘くて、直接かぶりつくのが最高に楽しいとうもろこし。

栄養価も豊富で、成長期のお子さんに食べさせてあげたい野菜のひとつです。

今回は、そのとうもろこしの育て方を見てきました。

意外と簡単だと思われたのではないでしょうか。

とうもろこしの受粉の仕方などは、こちらの野菜の育て方.comの方でもまとめてありますので、ご覧ください。

子供さんが食べたがる野菜は、積極的に食べてもらいたいものです。

とうもろこしを楽しく栽培して、美味しくいただきましょう!初心者の方でも意外と簡単に栽培することができますよ!

(文/渡邉ハム太郎)

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