家庭菜園を行う際に、いろいろな資材が必要となります。
たくさんのアイテムが必要なので、できればひとつひとつは安いほうがいいですよね。
でも、注意してほしいものがあります。
百円均一のアイテムは安くておすすめなのですが、ダイソーの「グリホサート」は発がん性があるとWHOで評価されているのです。
オランダやフランスは発売中止になっていますが、日本では発売続行されています。気をつけましょう。
100円のオリジナル除草剤に注意
ダイソーの薄めず使える除草剤500ml。ダイソーのオリジナル商品です。
100円で手に入る非常に安価な除草剤ですが、グリホサートが使われています。
グリホサートとは、発がん性物質です。
WHOの専門機関である、国際がん研究機関(IARC)が人に対して発がん性があると警告しています。
これを受けて、オランダやフランスでは使用中止となっています。
ですが日本では、手軽に手に入れられる除草剤として知られているのです。
日本の法律上は農薬ではなく、除草剤というわけです。
ですので規制が入りづらく、100円ショップで売られ続けているのです。
消費者庁や農水省も対応をしておらず、野放しになっているのが現状です。
ダイソーが悪いというわけではありませんが、政府の規制が入っていない以上、自分自身で身を守るしかないでしょう。
グリホサートは危険です
家庭菜園で野菜を作り、食卓を健康的なものにしようと考えても、除草剤が危険であっては元も子もありません。
グリホサートに注意して、除草剤を選びましょう。
また家庭菜園の隣でやっているガーデニングなどにも注意しましょう。
グリホサートはどんな植物も枯らしてしまう強力な除草剤のため、モンサント社が遺伝子組み換えの大豆やコーンとともに発売し、世界的に普及しました。
日本国内では遺伝子組み換えは行われていませんが、グリホサートは販売され続けています。
モンサント社のグリホサートの特許が切れているため、ジェネリックで販売され続けているのが現状です。
そのため、ダイソーなどが安く販売できるというわけです。
動物実験で実証
グリホサートの発がん性リスクは、動物実験で確かめられました。
危険を煽るわけではありませんが、できるだけ避けたほうがいいのは事実です。
米国では食品にグリホサートが食品に残っていないかを検査する消費者団体が増えており、敏感に反応しています。
ですが日本では、ごく一部の食に意識の高いナチュラル系団体が反応したのみで、あまり知られていません。
ダイソーという皆が好きで手軽に利用できる団体が使っているだけに、警戒したほうがいいでしょう。
手軽に利用出来るだけに、その危険性をしっかりと理解していおいて欲しいのです。
危険ではないというレポートも
グリホサートはそれほど危険ではなく、発がん性には疑問が残るというレポートも一部でていますが、できるだけ安全には越したことがないでしょう。
100円均一は手軽でなんでもてにはいり、グッズなどを購入するには最適なお店でもありますが、除草剤にはグリホサートが使われていないかしっかりとチェックする必要があるでしょう。
国や省庁が警告を出していないので、安心だと思われるかもしれませんが、諸外国では禁止の動きに走っており、日本もいずれ追随するかもしれません。
グリホサートの発がん性について、しっかりと意識しておく必要があるでしょう。
除草剤の購入時には、成分もしっかりとチェックしておいてください。
手軽に手に入るだけに、発がん性があるとしたら恐ろしいことです。
購入には慎重になってほしいものです。
(文/渡邉ハム太郎)