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秋ナスは、果肉の締まりがよく、肉厚で、種子も少ないため、とてもおいしくなります。
しかし、夏場の乾燥やハダニなどによる害虫の被害、なり疲れや肥料切れによって秋まで株がもたないのがほとんどです。
ここでは、露地栽培で秋ナスを楽しむためのポイントをご紹介します。
栽培期間の長い「晩生の品種」を選ぼう
ナスでも極早生~晩生と品種の性質があり、極早生や早生などは早くから収穫が始まりますが、秋にはスタミナ切れして収量が減ってしまいます。
秋の収穫を目指すのであれば、晩生の品種を選びましょう。
なり疲れをさせないように注意しよう
ナスは収穫が遅れると食味の悪いボケナスになるだけではなく、株に負担をかけてしまい、なり疲れを起こしてしまいます。
収穫を長く続けるためには、なり疲れさをせないように早めに若どりをして株に負担がかからないように心掛けます。
それでもスタミナ切れしたようであれば、追肥と潅水をして株を回復してやりましょう。
更新剪定をして夏は休ませよう
夏場をうまく乗り切り、太い側枝が伸びているようであれば、秋まで収穫できます。
しかし、ほとんどが夏場の高温と乾燥で根が弱ってしまい、ハダニなどの害虫の被害も目立つようになります。
こうなると回復は難しいので、秋ナスの収穫に備えて更新剪定を行います。
秋ナス栽培(抑制栽培)も面白い
栽培面積に余裕があれば、秋ナス用に遅めに苗を植え付けるのも一つの手です。
これを抑制栽培といって、6月ごろに苗を植え付けて、8月ごろから秋にかけて収穫を行う方法です。
ただし、6月にはナスの苗が手に入りにくいため、自分で苗を作る必要があります。
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