あの手この手の“雑草対策”

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畑の雑草

雑草は放っておくと大きくはびこって、養分や水分、光を奪い、野菜が育たなくなるので、早めに除去します。雑草は野菜づくりの敵とされ、抜き取って畑から排除するのが普通です。

雑草の予防

野菜づくりは日々雑草との戦いです。雑草をいかに増やさないように予防するかが大切な作業です。雑草の花が咲き、種が付く前に取り除くことが除草作業の鉄則です。

堆肥などの有機物でマルチされていると雑草の発生が少なく、除草もしやすいのでお勧めです。除草後の雑草は、捨てずに、有機マルチや堆肥の材料として利用するようにします。また、通路や畝に敷いておくと、過湿や乾燥から土を守る効果もあります。

雨がなく、土の乾燥が続いているときは、雑草をきれいに取り除いてしまうよりは、抜いた雑草をそのまま地面に置いておき、土の乾燥を防ぐほうがいいでしょう。

防草シート

防草シート

ポリプロピレンやポリエステル製の不織布で、雑草の根を通さないので、雑草の発生の予防効果があります。

除草剤を使う場合の注意点

市販の除草剤にはある特定の種類の雑草に効くものと総花的にどんなものにでも効くものとがあり、効果の持続時間も一定ではありません。野菜まで枯らしてしまうこともあるので、使用上の注意をよく読んでから使用してください。

草マルチの効果

雑草によるマルチングは次のようなメリットがあります。

  1. 自立根圏内を遮光し、雑草の根がはびこる勢いを抑制する。
  2. 表層の根や土を乾燥や過湿から守る。
  3. 微生物や生き物を集め、土を育土する。土着菌などの微生物の餌となって分解されたものが野菜の養分となる。
  4. 病原菌や害虫がはびこりにくくなる。連作障害回避にもなる。

自然農法

自然農法という野菜の育て方では、土を耕さず、雑草は刈ったものを土の上に敷いて、雑草の命を全うさせ、雑草と野菜を共に育てることが根本です。雑草の中にいる微生物や虫などの生き物も活用でき、病害虫も農薬のお世話にならなくなります。取っても取っても生えてくる雑草のおかげで、耕さなくても、肥料をほとんど与えなくても、無農薬でおいしい野菜づくりができます。

自然のリズムに合わせた適期適作の無農薬栽培

適期を外して栽培すると、病虫害にあいやすく、生育も悪くなる。

土の状態に合った野菜栽培

土の酸性度に適した作物、野菜を選ぶ。

野菜や草の根と土壌生物が耕し育てる不耕起、自然耕

基本的に耕さず、一度作った畝は何年間もそのまま使う。根穴構造や団粒構造が、野菜が自然に育つ土を育ててくれる。

最初は水やりを控え根性のある根を育てる

定植後約1ヶ月間は肥料や水やりを制限すると、根が自然に水を求めて生長し、根性のある強い根が育つ。

堆肥や有機肥料は最小限に

化学肥料や農薬を使わず、堆肥や有機肥料を中心に、元肥として少量施すだけにする。

雑草は抜かずに刈り取ってマルチに

雑草は根を残して刈り取り、野菜の根元に敷いてマルチにする。

コンパニオンプランツとの混作、間作

互いに助け合って育つ共栄植物を混作、間作すると、調和がとれ、野菜の生長が促進され、病害虫がはびこりにくくなる。

イネ科、マメ科の緑肥作物を通路にまいて草マルチ

イネ科の緑肥作物は、細かい根が深くまで張って、土を深く耕してくれる。マメ科の緑肥作物は、根粒菌が根につき、空気中の窒素を固定する。

畑に適した強い品種を育む自家採種

耕さず、肥料をあまり施さない自然農園で育った優良株から自家採種すると、3~4年後には、野性味に富んだ育てやすい強い品種になる。

だんだんよくなる自然農園

自然農法を続けていくと、野菜が自然に育ちやすい土が形成され、害虫や病原菌の天敵も増えてくる。

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