作付計画を立てる前に“連作障害”について知っておこう

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同じ場所で、同じ種類の野菜や同じ科の野菜を続けて栽培すると、生育が悪くなったり、収量が低下したり、特定の病害虫が発生したりします。主な原因は、土壌中の病原菌やセンチュウです。

一般に同じ野菜を連作すると、土中の養分が偏ったり、病害虫が増えたりして、だんだん正常な生育ができにくくなります。連作障害で恐ろしいのは、青枯れ病や根こぶ病などのように、農薬でも完治できない土壌病原菌が蔓延してしまうことです。

連作障害の主なものを次に挙げます。

[ナス科]
トマト・・青枯れ病、半身萎ちょう病、センチュウ
ナス・・・青枯れ病、半身萎ちょう病、半枯れ病、センチュウ
ピーマン・青枯れ病、半枯れ病、センチュウ

[ウリ科]
きゅうり、スイカ・・蔓割病、ホモプシス根腐れ病、センチュウ

[アブラナ科]
小松菜、白菜、キャベツなど・・根こぶ病、萎黄病、センチュウ

[マメ科]
エンドウなど・・立ち枯れ病、茎枯れ病、センチュウ

輪作は、連作障害を防ぎ、地力が衰えにようにするため、性質の異なる野菜を計画的に順次作付けることをいいます。いくつかの区画に分けたブロック単位でローテーションを行って輪作をするとよいでしょう。

一般に連作障害が出やすい野菜とその輪作期間は次の通りです。

毎年可能:サツマイモ、カボチャ、ニンジン、ダイコン、ネギ、ニンニク
1年おき:ホウレンソウ、インゲン
2年おき:ニラ、パセリ、レタス、ハクサイ、キャベツ、セロリ、キュウリ、イチゴ
3年おき:ナス、トマト、ピーマン、サトイモ
4~5年おき:スイカ、エンドウ

連作障害の対策

連作障害の対策をしなければならないのは、単一作物を大規模に作るハウス栽培です。

良品を作るためには、輪作期間を守って連作をしないことが第一ですが、どうしても同じ野菜を栽培しなければならないときは、土壌消毒がおすすめです。

露地栽培で簡単にできるのは、夏の高温期に行う太陽熱消毒です。たっぷり水やりしたのちビニールマルチを張って、1ヶ月程度放置します。マルチの下は病原菌が死滅するほど高温になります。冬場では石灰窒素を散布します。有毒物質ですが、土中で分解されて窒素と石灰分になり無毒化します。

コンパニオンプランツの活用

コンパニオンプランツは共生植物ともいわれ、一緒に植えると、お互いによく育ち、病気にも強くなる相性のよい植物のことです。お互いの害虫を抑制しあい、病気を防ぎ、根張りや色のよい野菜を育てくれます。

コンパニオンプランツのお勧めはネギとニラです。キュウリ+ネギでも、キュウリ+ニラでも効果があります。トマト+とバジルは最適な組み合わせです。

コンパニオンプランツを考慮して作付計画を立てましょう。

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