ピーマンの育て方とコツ|肥料切れしなければ、秋まで鈴なりに実を付ける

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ピーマン

(ビタミンCが豊富な緑黄色野菜)

ピーマンはトウガラシの仲間で、辛みがなく、大きく育った品種になります。さらに改良して大きく育った品種がパプリカです。

原産地は熱帯アメリカで、15世紀にコロンブスによってヨーロッパへ伝えられました。日本では、江戸時代にすでにトウガラシが栽培されていたといわれています。一般に食べられるようになったのは20世紀に入ってからで、栄養価の高さが注目されたことが大きいとされています。

ピーマンといえばふつうは緑色の中型ですが、大型のジャンボピーマンや、赤色、黄色のカラーピーマン、果肉が厚くて大きいパプリカも出回っています。

ピーマンはビタミンCがたっぷり含まれる緑黄色野菜で、カロテン、ビタミンE、カリウムなども多く含まれ、抜群の栄養価です。

同じナス科のトマトやナスと比べて育てやすい野菜です。1本でも間に合うほどにたくさんの実がなり重宝します。大きな実をたくさん収穫するには整枝が必要ですが、家庭菜園では植えつけてから放っておいてもよく育ちます。

ピーマンの栄養

トウガラシの仲間のうち、実が大きく、辛みがないものがピーマンです。子供たちからは独特な風味と苦みで敬遠されますが、昔に比べてくせの少ない味に改良されています。

栄養価は抜群で、ビタミンCの含有量はトマトの4倍。ほかにカロテン、ビタミンE、カリウムなども多く含まれます。独特のにおいはピラジンという成分で、血をサラサラにするとして注目されています。

ピーマンの育てやすい品種

京ひかり、京波、ニューエースなど。

ピーマンの育てやすい品種・カラフルな品種

ピーマンの育て方【概要】

生育温度 25~30℃。
連作障害 あり。4~5年以上あける。
元肥 元肥と苦土石灰を入れる。
植えつけ時期 5月上旬(またはゴールデンウィーク)。
植え付け方法 畝幅:90cm。
マルチ:黒マルチを張る。
株間:1列(または2列)、40~50cm。
苗の植えつけ後、仮支柱を立てて茎を結わく。
仕立て 長さ120cmの支柱を垂直に立てる。
栽培中の管理 整枝:一番花の下の脇芽をすべて摘み取る。
追肥:収穫が始まるころから、2週間に一度。
収穫時期 実の長さが5~7cmほどの大きさになったら。
病害虫 害虫:アブラムシ、ハダニ、アザミウマなど。
病気:尻腐病、青枯れ病、モザイク病、疫病など。

ピーマンの育て方【ポイント】

  • 連作をしない。
  • 寒さに弱いので、5月上旬に苗を購入して植える。
  • 苗を植えた後に仮支柱を立てて茎を結わく(仮支柱)。
  • 長さ120cmの支柱を垂直に立てて茎を結わく。
  • 一番花(最初に咲いた花)より下の脇芽はすべて摘み取る。
  • 生育期間が長いので、肥料切れにならないように注意する。

ピーマンの育て方

栽培中のピーマン

熟す前の緑色の実を収穫するピーマンは、同じナス科のトマトやナスと比べて手間があまりかからず、栽培しやすいので初心者にもおすすめです。

ピーマンの栽培時期

準備中…。

※品種や地域によって栽培時期は異なります。事前に確認してください。

苗を用意する

ピーマンの苗は、ホームセンターなどで本葉が7~8枚くらいついたものを購入します。4月中旬ごろから出回りますが、ピーマンは寒さに弱いので、5月上旬に購入して植えます。

ピーマンの苗の選び方|良い苗を適期に植え付ける

畑の準備をする

畑の準備

ピーマンは連作障害のでる野菜です。ピーマンを含むナス科(トマト、ナス、トウガラシ、ジャガイモなど)の野菜を4~5年は栽培してないない場所を選びます。

また、酸性の土壌にやや弱いので、酸性に傾いた土壌ではかならず石灰を施して耕しておきます。

苗の植え付けの2~3週間前に苦土石灰をまいてよく耕し、1週間前になったら、堆肥と化成肥料を施して耕し、畝を高めに立てて水はけをよくし、地温を上げるために黒マルチを張ります。

苗を植え付ける

ピーマンの苗を植え付けたところ

あらかじめ準備しておいた畝に、1列(または2列)で間隔を40~50cmとし、マルチに穴をあけ、植え穴をポットの大きさほど堀り、根鉢をくずさないように注意してポットから苗を取り出して浅植えします。

植えつけ後は、たっぷり水をやり、仮支柱を立てて苗が倒れないように茎を結わきます。

支柱を立てる

支柱を立てたところ

活着して丈が伸びてきたら、株元から少し離れたところに長さ120cmの支柱を立てます。

垂直に深さは30cmくらいまで差し込み、支柱に茎を紐で8の字に結びます。茎を傷めないように緩めに結びます。

整枝する(脇芽かき)

ある程度株が育ったら、一番花(最初に咲いた花)の下の節で枝分かれして伸びるので、それより下の脇芽はすべて摘み取ります。

その後は混み合ってきたら適当に剪定します。

ピーマンの整枝は絶対に必要?【放任なら株間を広めに】

追肥する

ピーマンは生育期間が長いので、肥料切れにならないように注意します。

収穫が始まるころから、2週間一度のペースで、化成肥料を施します。

収穫する

収穫適期のピーマン

実の長さが5~7cmほどの大きさになったら収穫します。

収穫が遅れると株が疲れるので、とくに一番果は早めに収穫します。

ふつうのピーマンも熟すとパプリカのように赤くなり、甘みが強くて栄養価も上がりますが、パプリカと比べて肉質が硬くなってしまいます。

ピーマンの完熟した赤い実

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