ベビーリーフとは、レタス類、ルッコラ、小松菜、ホウレンソウ、ミズナなどを混植して若いうちに摘みとるものです。
栽培はとても簡単で、株を大きくしないことから、種まきから収穫まで20~45日ほどと栽培期間が短く、まさにプランター向きの葉もの野菜です。
思い立ったときに栽培をはじめることができ、サッと収穫して普段のサラダに加えれば、いいアクセントになります。
数種類がブレンドされたミックスの種を利用すると便利です。豊かな色合いと、いろいろな味が楽しめます。
栽培カレンダー
プランター向き品種の栽培カレンダーです。
栽培メモ
- 科名
- アブラナ科、キク科など
- 別名
- なし
- 難易度
- やさしい
- 置き場所
- 日当たりのよい場所
- 背丈
- 10~15cmくらい
- 種?苗?
- 種で育てる
- 生育適温
- 15~20度
- 追肥
- 生育が悪い場合は追肥を行う
- 病害虫
- 病気:出にくい
害虫:アオムシ、ヨトウムシ、アブラムシ、ハモグリバエなど
栽培のコツ!
- 適度に間引きをしながら収穫する。
- 大きく育つと葉がかたくなるので、早めに収穫する。
- 霜にあたると葉が傷むので、霜が降りる前までに収穫を終える。
品種
ベビーリーフは決まった種類や品種があるわけではなく、葉もの野菜やハーブなどを集めたものです。
数種類がミックスされた「ガーデンレタスミックス(サカタ)」がおすすめです。
[ガーデンレタスミックス(サカタ)]
切れ込みのあるなし、葉色が赤や緑など、5種類ものレタスがミックスしてあります。
準備するもの
48Lのプランター、種、培養土(14L×2)、鉢底石(0.5L×15)、ラベル、防虫ネットセットなど。
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必要な道具を準備しましょう
種まき
プランターの底に鉢底石を約2cm並べ、培養土をプランターの深さの8分めまで入れて平らにならします。
親指と人差し指で種を少しつまみ、できるだけ種が重ならないようにばらまきます。
その上に種が隠れる程度に薄く覆土したら、目の細かいジョウロで水やりをします。
発芽するまでは、土が乾かないように注意します。
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プランターでの種まき
害虫対策
ベビーリーフに含まれる種の種類によっては、アブラムシ、アオムシ、コナガなどが発生することがあります。
防虫ネットを被せた方が安心です。
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防虫ネットを被せて虫よけ
間引き
双葉が開いたら、葉が重ならないように間引きます。
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たくさん発芽させて間引きをしよう
1回目の収穫
本葉が3~4枚になったら、葉が重ならい程度に株間をあけて収穫します。
2回目の収穫
葉が10cmほどになったら、葉が重ならないように再度収穫します。
以降の収穫
混み合ったところから順次収穫していきます。
霜にあたると葉が傷むので、霜が降りる前までに収穫を終えましょう。
注意する病害虫
ベビーリーフは、決まった種類があるわけではなく、色や形が異なる多くの品種を利用し、若い葉を収穫するものです。
野菜の種類によってはアオムシ、ヨトウムシ、アブラムシ、ハモグリバエなどが発生することがあります。
防虫ネットで覆って防ぎ、こまめに観察して、害虫を見つけしだい駆除しましょう。