大根の珍しい品種｜食卓を楽しませる珍しいシリーズ

家庭菜園で育てやすくて人気の大根といえば、耐病総太りやYRくらまなどの青首大根ですが、大根には各地で独自に根づいた伝統品種も数多くあります。

たとえば、ずっしり太く重たい三浦大根、丸型の聖護院大根、20kgを超える桜島大根、150cmにもなる守口大根など、形の変わったものもあります。

また、辛みのあるものや、甘みのあるもの、肉質のよいものなど、味にこだわった品種もあり、大根は根野菜の中でもひときわ品種が豊富です。

最近は、内部が鮮やかな赤や緑でカラフルな中国系大根の人気も高まってきました。

定番の青首大根といっしょに、店頭で見かけない個性的な大根も栽培してみてはいかがでしょうか。

☆色で楽しむシリーズ

赤色や緑色をした品種など、お店であまり見かけない品種があります。カラフルな大根が漬物やサラダに彩を添えてくれます。

綺麗な赤色の紅化粧大根。中は真っ白で、輪切りにすると赤と白のコントラストがとても綺麗。甘みが強くて食味も良く、サラダや酢漬けに適した品種です。

紫色の紅しぐれ。アントシアニンが豊富で、酢をかけると紫から綺麗なピンク色に変わります。シャキシャキとした食感が良いため、サラダや酢漬けに最適です。

緑色が美しい天津青長。中も鮮やかな緑色で、輪切りにすると綺麗です。甘くて彩も良いため、サラダに最適です。

丸い形や辛い品種など、ユニークな味や形に家族が驚きます。

楽天：桜島

鹿児島県が原産の大根の中で最も大型の桜島大根。肉質はとてもやわらかく、甘みがあるため、煮物に最適です。

その名の通り、極めて辛味の強い「からいね」大根。肉質はとても硬く、水分が少ないため、薬味に最適です。貯蔵性が高く、長期保存できます。