スポンサーリンク
冬に行う土のリフレッシュ方法に、寒起こしがあります。
寒さという自然の力を借りて、病原菌を死滅させます。
病害虫の被害が出はじめたり、野菜の調子がよくないときに効果的です。
1~2月の厳寒期に、有機物をたっぷりと入れたうえでスコップやクワで土を掘り起こし、塊のままひっくり返して置いておきます。
かたくなった土の塊を寒気にさらすことで、凍結と乾燥が繰り返され、土がやがて崩れてやわらかくなります。
土を入れ替えることで、地表下に潜入していた病原菌や害虫が寒風にさらされて死滅し、連作障害の回避や病害虫の防除に効果的です。
また、ひっくり返した土の塊が凍結と乾燥を繰り返し、土の塊が崩れてさらさらになり、通気性のよい土になります。
寒起こしのやり方
1~2月の厳寒期に行います。
前作の野菜やマルチを片付けます。
有機物をたっぷり入れます。
スコップやクワで表面と裏の土を塊のままひっくり返します。
土の塊は、砕かずにそのまま寒さにさらしておきます。
夜に凍って、昼には溶けてを繰り返し、約1か月後、土の塊がくずれてさらさらの通気性のよい土になります。
スポンサーリンク