“間引き”で生育の良い株を残す

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人参の間引き

大根、人参や葉物野菜など、種から育てる野菜の場合、土に直接種まきをします。
種をまく場合、土に畝を作り、筋に沿ってまくのが一般的です。
畝幅は60cmが一般的ですが、野菜の種類によって変わります。
畝の方向は南北にすると、日当たりなどの生育条件がそろい、均等に育ちます。
畝の高さは10cm~30cm程度とします。
この畝の中に筋を作って種をまいていきます。

種のまき方はバラまき、筋まき、点まきがあります。

バラまきは少し高いところから表土全体に均一にまいていきます。
ベビーリーフなど小さなうちから間引きながら利用する葉物野菜やラディッシュなどに向きます。

筋まきは板の角などで3~5mmの浅い筋を作っておき、この筋に沿ってまきます。
人参やカブ、ホウレンソウ、小松菜などの野菜に向きます。

点まきは1箇所に5~6粒ずつ一定の間隔をおいてまいていきます。
大根やトウモロコシ、白菜、インゲンなど種の大きな野菜に向きます。

種まき後は2~3mm程度の高さに覆土をし、種が飛ばないように軽く押さえておきます。
また、ジョウロで軽く水やりをして常に土を湿らせた状態にしておきます。

温度、水やりなどの条件がいいと、まいた種から一斉に発芽してきます。
双葉が開き本葉が出てくるようになると株間が少し込み合ってきます。
このとき1回目の間引きをします。
間引きを怠ると株が密集して日当たりが悪くなり、徒長してしまうからです。
葉と葉が重ならないように、密生している株のうちから1箇所2本を残して他を抜きます。
発育の悪い株や飛び抜けて勢いのよい株は、他の株との関連で異常なため、間引きます。
葉が虫に食われた株や病気の株も取り去ります。
間引くときは残す株の根元を軽く押さえ、抜く株をピンセットか箸でそっと引き抜きます。
抜いた菜は食べられますので、サラダなどに入れて食べましょう。

本葉が3~4枚になったとき、2回目の間引きをします。
このときはくっついた株の一方を間引き、適度に株間が離れるようにします。
さらに育って本葉が5~6枚になったら3回目の間引きをし、葉と葉が触れ合わないよう株間を適度に空けます。
株の間隔は、小型の株で12~15cm、中型の株で20~30cm、大型の株で30~40cmが目安です。

間引き後は畝と畝の間の土を耕して土寄せをし、追肥として軽く一握りの化成肥料などを株元にまいておきます。
ジャガイモは土の外にイモが露出して日光が当たり色が青くなるのを防ぐために土寄せをします。
根深ネギでは茎の色を白くするため、土寄せをして茎を土で覆います。

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