防虫ネットで害虫から野菜を100%守られるのか?

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害虫による食害

キャベツの葉が穴だらけ。せっかく種をまいて大事に育て、やっともう少しで収穫だというのに、葉がなくなってしまったのでは台無しです。これは誰もが一度は経験することです。

葉に穴があく原因のその多くは、害虫による食害です。例えば、白菜はモンシロチョウやコナガなどの幼虫によって食害され、葉がボロボロになることがあります。

これらの害虫から野菜を手っ取り早く守る方法は、農薬を使用(化学的防除法)するか、防虫ネットを使用(物理的防除法)することです。

農薬は、登録制度によって厳しく審査され、安全性が確保されています。これにより、「適正に使用すれば安全である」とされています。

それでも、食の安全や健康を求める今、「できれば農薬は使いたくない」と考える方が多いのではないでしょうか?

ここでは、農薬を使わずに害虫から野菜を守る方法の一つ、防虫ネットについて解説します。

防虫ネットで野菜は100%守られるのか?

ヨトウムシによる食害

結論から言えば、防虫ネットを使用しても害虫から野菜を100%守ることはできません。

たとえ、防虫ネットの裾を土にしっかり埋めて、害虫がネットの中に入れなくしたとしても食害は不可避です。

なぜなら、もともと土の中に潜んでいる害虫がいるからです。元から存在している害虫を事前にすべて駆除することは非常に難しく、現実的ではないからです。

防虫ネットの中のイモ虫

そうなると、「防虫ネットは役に立たないのではないか」こう考えてしまうかもしれません。

そこで、「害虫から防除できないのであれば、防虫ネットは役に立たない」ではなく、「防虫ネットを使用することで、害虫の被害を軽減することができた」と、考え方をちょっと変えてみてください。

害虫の発生が少なくなれば、人の手による駆除でも十分にまかなえるはずです。

100%の防除を目指すのではなく、少し肩の力を抜いて、害虫とうまく付き合っていくことを考えましょう。

重要なのは、防虫ネットを張るタイミング

植え付けたばかりのキャベツの苗

種まきや植え付けが終わると、それまでの疲労からすぐに防虫ネットを張ろうとは思えないものです。

しかし、すぐに防虫ネットを張らないと、せっかくの作業が台無しなることがあります。

なぜ、すぐに張らないといけないのか?その理由は次の通りです。

  • 苗の葉に害虫が卵を産みつける。
  • コオロギやバッタなどの害虫が、被覆資材(マルチ)の中に潜んでしまう。

こうなってしまってからでは、逆にネットによって害虫が外敵から守られてしまい、防虫ネットの中は害虫の楽園になってしまいます。

こうならないためにも、種まきや苗を植え付けが終わったら、すぐに防虫ネットを張るように習慣づけます。

防虫ネットを張った畝

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