家庭菜園日記 -東京の畑-

家庭菜園が大好きなサラリーマンです。夢だった広い畑をお借りして、手探りながらも、どうにかこうにか野菜の栽培を楽しんでいます。

雑記

畑の雑草対策まとめ

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やっかいな畑の雑草

週末に畑に行けるかどうかの、サラリーマンによる、やっかいな雑草の対策方法をまとめました。

畑の雑草対策

夏の草の勢いは凄く、大きく育ってしまうと抜くのが困難です。ですから、日ごろからこまめに草を抜いておきたいところですが、週末に畑に行けるかどうかのサラリーマンだと、なかなかそうはいかないのです。

こまめに草をとる

草のピークは夏ですよね。5月頃から草が生え始め、梅雨辺りから盛大に育ちます。まだ小さいからと放っておくと、夏には手に負えなくなります。

できるだけ、雑草が小さいうちに抜くように、心がけておいた方が良いですよね。

マルチを活用する

マルチを張る

雑草って、植えた野菜と揃って成長していきますよね。そして、植えた野菜が雑草に埋もれてしまったり、「雑草を抜いてみたら野菜がなくなってた」なんてこともあります。

通路に草が生えてしまっても、せめて野菜の周りだけは生えてほしくないですから、私は出来る限り畝にマルチを張って、畝に草が生えないようにしています。

マルチを張るだけでも雑草の発生がかなり抑制されます。畝を立てたらすぐに種まきや苗の植え付けを行いたくなりますが、面倒でも後のことを考えてマルチを張るように心がけています。

太陽熱土壌消毒で雑草対策

透明マルチによる太陽熱土壌消毒

春先や秋遅くに地温を上げるために畝に透明マルチを張って栽培することがありますが、夏場に畝に透明マルチを張ると、地温が上がりすぎて作物が枯れます。

この地温が高温になるのを利用すると、菌や害虫の駆除、雑草が生えにくくすることができます。

なぜ、夏場に透明マルチを張ると雑草が生えにくくなるのかというと、地温が低い夜に雑草が発芽し、昼間の地温の高温によって雑草の芽が枯れます。

1~2週間透明マルチを張っておくと、畝の表面近くにあった雑草がほとんど枯れます。

ただし、土を動かすと雑草の種が出てきて生えますので、土が動かないように透明マルチを丁寧に剥がし、畝を立て直さずに、種まきをするなり、黒マルチを張るなどして栽培します。

発芽した雑草の芽が白くなって枯れている

発芽した雑草の芽が白くなって枯れています。

黒マルチを張って栽培すれば草はほとんど気になりませんが、マルチを張らないで葉物やニンジンなどを栽培すると、草が旺盛に育って悪影響を及ぼしますので、マルチを張らないで栽培するような野菜に透明マルチによる太陽熱土壌消毒が便利です。

防草シートを活用する

土手際に防草シート

畝にはマルチを張って雑草対策をしてますが、通路や土手際には防草シートを敷いて雑草が生えないようにしています。とくに土手際の雑草の勢いは凄いので、土手際に敷いておいた防草シートが雑草の凄くなる夏に大活躍しています。

道具を使った畑の除草方法

マルチや防草シートを駆使しても雑草対策が完璧とはいきませんので、生えてしまった草は便利な道具を使って除草しています。

クワや三角ホーで草を削る

三角ホーで草を削る

5月くらいの小さい草の除草には、三角ホーを使うのが簡単で便利です。三角ホーがなければクワでも大丈夫です。

三角ホーやクワによる除草方法は「草を削り取る」だけです。刃の部分を使って削り取ります。簡単に削れるので便利です。ただし、大きく育ってしまった雑草には難しいので、草がまだ小さいうちには三角ホーで削り取ります。

刈払機で草を刈る

刈払機

まだ草が小さいうちであれば、野菜の周りは手で抜き、通路などは三角ホーで削りとります。でも、夏に爆発的に育ってしまった草には太刀打ちできませんので、刈払機を使って一気に刈ってしまいます。

「草を刈ってもすぐに再生するでしょ?」と思われがちですが、地上部を刈るとわりと草は枯れてしまいます。すべてではないですが、大かたは枯れますので、2度刈れば綺麗になくなります。1度でも十分綺麗になります。

ただし、刈ってもまた新たに草が生えてきますので、抜いたり削り取ったりします。
(私は刈払機で刈るのは年に一度です。)

畝間の雑草に防草シートを被せて枯らす

畝間の通路が草ぼうぼうになってしまったときにやる方法です。

通路は踏み固められて草が抜けにくく、刈払機をわざわざ持ってくるのが面倒なときは、防草シートを雑草の上にかぶせてしまいます。

畝間に防草シート

これは防草シートを被せて2週間ほどした畝間(通路)です。

防草シートをはがしたところ

防草シートをはがしてみると、日陰になってしまった草がきれいに枯れているのが分かります。

防草シートを被せていない右側と比べると良く分かります。

手が回らないときは応急処置として防草シートを被せておくと簡単に草退治ができます。

雑草の処理・活用

草が大きくならないようにこまめに抜くのがベストではありますが、大きくなってしまった草は刈れば使い道があります。

草マルチにする

里芋などは乾燥に弱い野菜ですので、刈った草を株元に敷いてマルチにして保湿しています。本来は藁を敷くのですが、草は用意しやすいので便利です。

堆肥にする

残りの草は積んでおいて堆肥にしてます。私がお借りしている畑では草を積む場所がありますので、積んで堆肥にしてから畑に戻しています。

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