以前に見たテレビのうる覚えから、ようやく番組を突きとめることが出来ました。
その突きとめた番組とは、Eテレの「Rの法則」で、その時の番組の概要は「驚きの変化ピーマン克服大作戦!!形に秘密!?皮に秘密!? 」です。
「どうすればピーマンを食べれるようになるか?」をテーマに色々と検証していて、その検証の中に、「ピーマンはヘタの形で苦さが違う」なるものがありました。「これなら食べれる!」と、出演していた方が驚いていたのです。
覚えているのはここまでです。ヘタの形というのは、ヘタの角の数で苦さが違うって話だっと思いますが、角が多いほうが苦くないのか、少ないほうが苦くないのか、、忘れました・・・。
改めて調べてみて、ピーマンはヘタの形に関する記事を見つけることができました。
「カメさんのあすなろ日記」さんの「美味しいピーマンの見分け方」
「藤瀬農園 ~道草日記~」さんの「ピーマンのヘタの形と糖度の関係」
藤瀬農園さんの記事で具体的な結果が書かれていますが、自分の畑で採れたピーマンで私も検証してみました!
まず、ヘタの形がどうなら苦くないのか?
「カメさんのあすなろ日記」さんより
ピーマンのへタが、5角形のものよりも6角形のものは成長が早く、完熟度が高く、甘味があるそうです
5角形よりも6角形の方が苦くないってことですね。たしかに、番組でもそんな話でした。
検証してみよう!
番組では、ピーマンが嫌いな子供がヘタが5角形を食べて「苦い!まずい!」、6角形を食べて「甘い!これなら食べれる!」のように言ってました。
ヘタの形でそんなにも違うものなの?
畑からピーマンをたくさん採ってきましたので、検証してみましょう。
たしかに、ヘタの角の数が違うものがあります。これは今まで気が付きませんでした。
畑から採ってきた8個のうち、5角形が1個、6角形が3個、7角形が4個でした。
角の数毎に集めてみると、なんと、7角形の実は大きく、6角形は中くらい、5角形は小さい。
もしかしたら、本当に角の数で味が違うのかもしれない。
番組では生で齧ってましたので、5角形と7角形を生で齧ってみました。
※角が多いほどに苦くないのかと思いまして、6角形ではなく7角形にしてみました。6角形の結果はまた後日にアップします。
ヘタが5角形のピーマンを齧ってみた
テレビでは「苦い!まずい!」って言ってましたけど、、、ぜんぜん苦くない。
ピーマンって、独特の味があるけど、そもそも苦い?
ヘタが7角形のピーマンを齧ってみた
ならば、7角形は甘いのでは!?
苦くも甘くない。5角形との違いがまったく分からない。
結論
実は、齧ってみた時は、5角形と7角形のどっちが苦くないのか知りませんでした。齧ってみればわかるか?と思って齧ってみましたが、違いはまったくありませんでした。
テレビの出演者の驚きようがあまりに凄かったのでずっと気になってましたが、あれはなんだったんだ?って結果になってしまって残念です。
私の舌が馬鹿なのか?とちょっと思いもしましたが、藤瀬農園さんは糖度計を使われて検証して、「ヘタの形と糖度に密接な関係は見つかりませんでした。」と書かれていることから、少なくとも、テレビであったような、齧った瞬間に驚くほどに違いを感じるってことはないようです。
テレビでは他に、「毎日食べてれば食べれるようになる」のようにも言ってましたが、それはそうだと思います。私は大人になってもピーマンが嫌いでしたが、畑でピーマンがたくさん採れるのでいやいや食べていたところ、今ではピーマンが好きになりましたから。